以下、イベントストーリー「ゆびきり」の内容につきネタバレ注意!!
概要
過去
かつてのルーイ……戒は長期の入院生活故に人間関係が希薄で、ゲーム以外の居場所がなかった。やがて見舞いも来なくなり、親からも忙しいという理由で実質的に見放されてしまったのだった。
そんな彼の唯一の友達が、同じ病室に入院していた手術を控える少年・加納颯太……記憶を失う前の颯だった。
当時から口の悪い戒だったが、颯太とはゲームやラテアートを通じて親交を深めていった。颯太が手術前日に自信を失いかけた時には、戒なりに発破をかけて自信を取り戻させたのだった。
そして颯太の手術が成功して退院することになった日、戒は颯太とある約束をすることになる。
次のクリスマスの日に必ず見舞いに来る。その時までにもっと上手くなってラテアートをご馳走する、と。
「ゆびきりげんまん。約束だよ!」
しかし、退院した颯太は実家の都合で約束の日の見舞いに来ることができなかった。そしてクリスマスの数日後、颯太が来た時には既に戒の姿は無かった。
その後、戒はカオスイズムに誘拐され記憶を失うのだが、ルーイは失われた記憶を取り戻していく内に颯太に関する記憶も取り戻したようで、イベントストーリー以前も颯の過去を気にかける描写が多かった。
そしてイベントストーリー「ゆびきり」にて、入院先の病院で出会ったかつての自分と似たような境遇を持つ少年・蒼太とバリスタ出張に来ていた颯の3人で約束を結ぶことになる。
クリスマスイブの日にゲームで遊ぶ、と。
その直後に起きたカオストーンをめぐる騒動によって約束は果たせなかったが、颯の協力もあって蒼太の心を救うことに成功。改めて蒼太が退院したらゲームで遊ぶ、という約束を交わしたのだった。
その翌日、クリスマスの日。
ルーイが目を覚ますとカフェラテと共に一通の置き手紙があった。
「戒くんへ。」
「あの日、約束を守れなくて、ごめん。早く退院できますように。メリークリスマス!」