概要
強大な力を秘めた石の欠片。
見た目は宝石のようにも見える石で、内部から不思議な輝きを発している。現時点で赤、青、黄、緑の4色が確認されている。
本作における仮面ライダーは、このカオストーンの力をカオスリングを中継してカオスドライバーに送り込む事で、強大な戦闘能力を獲得できる。
一方で、人を惹き付ける不思議な性質があり、この石に魅入られた人間は異世界『カオスワールド』に囚われてしまう。囚われた人間の『カオス』が完成するまでは扉を通じてカオスワールドと現実世界を自由に行き来できるが、一度カオスが完成してしまったが最後、扉は閉ざされカオスワールドから出ることは出来なくなってしまう。
人間から奪った記憶を糧にして作られているらしく、仮面ライダー達の失われた記憶も複数のカオストーンに変えられていることが明かされている。
カオスイズムが保有しているもの以外にも虹顔市の各地に落ちており、拾った者がカオストーンの輝きに魅入られ、カオスワールドを作ってしまうことも珍しくない。カオスワールドに囚われた人々を救出し、各地に落ちているカオストーンを回収するのがエージェントと仮面ライダーの使命の一つである。
主人公が亡き父親から譲り受けた形見の石もカオストーンの一種らしく、劇中ではカオスイズムに襲われた際に主人公やライダー達をライダーアカデミーから別の場所に転送させるなど、不可思議な現象を引き起こしている。
第二世代のカオストーン
主にイベントストーリーで登場。
従来のカオストーンに比べて、侵入者を強力に自らの世界の色に染め上げる力を持つ。その一例として、侵入した者の服はカオスワールドの内容に即した服に変わってしまう。
また、生み出した者の記憶をカオスワールドの一部に反映させることもある。
その正体は「仮面ライダーのカオス」を元にしたカオストーン。そのためかこのカオスワールドでは、ライダーの関係者(と思われる人物)が物体の姿を借りて記憶の持ち主に話しかけるケースが少なくない。
ゲーム内における扱い
ゲームシステム的には従来のアプリゲームにおけるキャラクターユニットと同じ扱いで、カオストーンを編成にセットする事で対応するライダーが出撃する。
カオストーンは主にゲームモードの一つである「調査」で入手する事ができ、調査結果によって入手した時のパラメーターや所有スキル、属性といった性能が変化する。
性能が変化する大まかな条件は以下の通り。
- どのライダーを調査に同行させたか
- RED、BLUE、YELLOW、GREENの内、どの感情パラメーターが最も高かったか
- 既存のカオストーンの内、どれをお守り(後述)に設定したか
一度手に入れたカオストーンの性能は固定されており、強化する事はできない。この為、より強力な性能のカオストーンが欲しい時は調査で新たなカオストーンを入手する必要がある。
また、一度入手したカオストーンは「お守り」として調査に持って行く事も可能。お守りに設定したカオストーンは前半・後半のターン開始時に感情パラメータが1つだけ少し増える他、新たに入手するカオストーンにスキルを引き継がせる事ができるので、多くのスキルを持つカオストーンほどお守りとしての性能は優秀になる。ただし、引き継がれるスキルはランダムのため、厳選の際は注意が必要。