概要
一見、身体を真っ二つに切り分けているようだが、切られている側に全く痛みはない。
双方の切断面に専用接着剤を塗り接着することで元に戻る。
人間切断機とはいうものの人間以外も切断できる。
道具はどこでもドアやとりよせバッグと同様に空間のつながりに働く道具だと推測されるであろう。つまり上半身と下半身は空間を越えてつながっている。
外観
四角い台座があり、そこから伸びたアームに丸鋸が付いている。
切る対象を台座に寝かせて箱を被せて切る。
問題点
頭が上半身にある場合は、下半身には目がないため見えないところに移動した場合、感覚頼りの暗中模索となるため不便となるほかに見えない不安に陥るであろう。
専用接着剤を使えば元に戻ると述べたが、裏を返せば専用ノリの粘着かないと元に戻らないことになる。いくら切り口が時空を越えて繋がっているとしても分られた体は吸着することなく小さな反発で いつまでも元に戻らない。
だから、その場に専用ノリがなかったり、何らかの事情で入手が困難だったり、最悪の場合なら生産終了してしまえば代替手段がない限り、永遠に切断されたままでいることとなるであろう。
人工知能を持ったこと故に自我を持ち上半身への不満から反乱を起こし上半身を載せまいと去って行ってしまう。さらに下半身は上半身がないぶん身軽なので捕まえることが困難である。
解決策
のび太はドラえもんに水をガブ呑みするよう言われ飲み、下半身は尿意を模様しトイレにかけこんだが構造上ズボンが降ろせないことに気づき、慌てて上半身だけののび太の元へ戻ってきたのだった。
関連記事
余談
アニメで放送された際の一部のBGMは『ウルトラマンタロウ』第39話、41話、46話、50話のBGMが使用されている。
概要
ある昼下がり、のび太はドラえもんとテレビを見ていたが、そんなテレビが良いところでタマコから電球の買い物を頼まれる。
買い物を渋る のび太。身体は1つ、身体が2つあったらと思う のび太。そこでドラえもんはポケットから切断マジックに使うような機械、人間切断機を取り出した。
のび太はタネがあるかと質問する。ドラエもんは入ってないという。
※ イメージ
『本当に切るやつがあるか!』
身体を真っ二つにされた のび太は文句を言う。本当に切れるが、切られた本人から出血はなく痛みもないらしい。なお、分かれた身体らは専用糊で結着可能。
ドラエもんは のび太の下半身に人工知能を搭載、おつかいを託し買い物に行かせ のび太と のんびりテレビを見るのだった。
街を歩く下半身。店に着くやいなや店主にギョッとされる。おつかいを済ませた下半身は自宅に戻る。のび太は おやつをもってくるように頼み持ってこさせるが、二方が食べてる最中に食べたいと要求する下半身。それに のび太は口がないのに どうやって食べるのと からかう。
続いて静香と遊ぶことにし 身体を接着しないまま上半身を下半身に載せた状態(あまり動くとズレやすい)で源家に向かう。その道中、ジャイアンとスネ夫からサッカー参加の強要。
ドラえもんの調停で下半身をジャイスネとサッカーに、上半身は源家に行く事となり、のび太はドラえもんに抱えられながら源家へ向かうのだった。
一方、サッカーでは身軽な下半身がジャイアンとスネオを負かす。逆恨みした二方は追い回すも身軽過ぎて追えず。
バテた二方、そしてスネ夫の一言で下半身は知ったのだ。思えば重い上半身を載せて良いことは全て上半身ばかり。不満に不満な下半身は反旗を翻す。
一方 ドラエもんや しずかとトランプをしていた のび太は ももぐちやまえがロケをしていると聞き、
ドラ、しずは夢中で駆け出すが、下半身のない のび太は置いてけぼりになってしまう。
テケテケのように這いずる のび太。そこへ下半身が通りがかる。さっそく載せてくれるよう嘆願するが、下半身は反抗し逃亡。
困り果てる のび太。通りがかったジャイアンやスネ夫には足(下半身)のやったことは おまえの責任という理由でギタギタメタメタに殴られる。
ドラエもんに相談するも上半身のない下半身は逃げ足が速く捕まえられなかった。
そこで ドラエもんは のび太に水を飲みまくるよう推奨、
そして尿意を模様した下半身はトイレに駆け込むが、足だけではズボンのファスナーを開けることができず、
泣く泣く上半身のもとへ戻ってきたのだった。
しかし真っ二つ分かれているにもかかわらず上半身が水を飲むと下半身が尿意を催す謎光景がある。