レッド・オクトーバーを追え!

れっどおくとーばーをおえ

レッド・オクトーバーを追え!とはトム・クランシーの小説、あるいはそれを原案とするハリウッド映画。

概要

原作は1984年にトム・クランシーにより発表された長編小説で、CIAアナリストのジャック・ライアンが活躍するシリーズの記念すべき第一作。

ソビエト連邦の原子力潜水艦「レッド・オクトーバー」の艦長ラミウスは、体制に不満を抱き亡命を決意。側近の同意を得ると、潜水艦の処女航海と見せかけアメリカ合衆国への亡命を試みる。

レッド・オクトーバーを追撃するべく演習を装って展開したソ連軍とそれを牽制する米軍が一触即発の緊張状態に陥る中、一人レッド・オクトーバー艦長の意図を悟ったライアンの奮闘が描かれる。

劇中のレッド・オクトーバーはタイフーン級原子力潜水艦の改良型で、「キャタピラー・ドライブ」と呼ばれる、海底ソナーに探知されず無音で航行可能な架空の推進システムを搭載した最新鋭の潜水艦として設定されている。

冷戦終結後の1990年にパラマウント映画を配給元として映画化されており、本作のために作曲された劇中歌「Hymn to Red October」でも有名である。