『コープスパーティー』の登場人物。
概要
フリーゲームである初代版から登場しているキャラクターの一人。
主人公・持田哲志のクラスメイト兼親友。篠崎あゆみに想いを寄せている。
刻命裕也を演じる杉田智和氏から絶賛されるなど、非常に完成度が高いキャラクターである。
（もっとも、杉田氏曰く「良樹役・中村氏の一ファンであるための贔屓目かもしれない」らしいが）
人物像（BC・BR版）
17歳。如月学園高等部2年9組。
口が悪く皮肉屋。しかし一方で優しく一本気であることから、根からの悪人ではない。
容姿は髪を金髪にし、制服も着崩し、学校内での喫煙を教師に咎められるなど不良そのもの。
両親とは別居してアパートで一人暮らしをしており、アルバイトをしながら生活している苦労人。
性格と素行が仇をなし退学になりかけた事があったが、あゆみに助けられ、以来好意を抱くようになる。
だが、あゆみは哲志が好きという一方通行であり、本編でもその擦れ違いから報われないことが多い。
天神小学校内では持ち前の気性から目の前の事柄に毅然と対峙し男前な立ち振る舞いをする一方、
弱気な一面を見せるなど頼りない場面もあるが、そこが等身大の高校生男子らしいと言える。
ゲーム内での立ち位置
PC版、BR版共にチャプター2、4の操作キャラクター。
パートナーのあゆみが霊媒体質＋怖がりでパニックを起こしやすいという性質のため、
基本的に彼女を守りながら天神小学校内を探索する形となっている。
そのせいか比較的バッドエンドに行き着いてしまうことが多く。死亡パターンも最も豊富。
主なネタ
人体模型キラー・YOSHIKI
由来は初代版コープスパーティーでの、とある理科室の人体模型イベントから。
上記はそれに触発されたファンからの愛称であり、今でも一部のファンは良樹を「YOSHIKI」と呼んでいる。
BR版チャプター5ではこのイベントが再現されており、良樹が操作キャラクターの際に理科室で見られる。
中村氏の演技とあわせて一見の価値があるので、ぜひ原作を購入して見ていただきたい。
しかしこのイベントはバッドエンドへ向かう上になかなかグロい結末になるので、見る際は注意しよう。
ただイベント発生の起点となる「あること」をしなければ人体模型は襲ってこないので、
ただ単にクリアしたいだけならばスルーしたほうがいいだろう。
報われない良樹
良樹はあゆみに片思いをしているが、あゆみは哲志に片思いをしている。
良樹はそれを知っており、あゆみの気持ちを考えて自身の想いを隠して接している。
それゆえ（良樹にとっての）悲劇が作中ではつどつど起こってくる。
それが特にひどいのはチャプター5であり、
良樹があゆみに告白したら、もしくはそれに類似した行動をすればバッドエンドとなってしまう。
その他にも命を投げ打ってあゆみを守るイベントがあるのだが、それでは良樹が死んでしまう。
もうどうすればいいのかと。
その上あゆみには告白したことで突き放されたり、一緒に行かないと言っただけで罵倒されたりする。
良樹、お前は泣いていい。
媒体によって異なる人物像
良樹は初代、BC版、BR版、『イフ』、『娘』など作品毎に容姿、時折性格までもが全く異なる。
また初代コープスパーティーから容姿が最も進化したと言われている。
pixivでの良樹
主人公・持田哲志等、男子同士で微笑ましく戯れているものも多いが、
中でもあゆみとの2ショットが多く、ファンの報われてほしいという願望が反映されているのかもしれない。
また前述のように良樹には様々な容姿パターンがあるが、最も多いのはBC版・BR版共通の金髪良樹である。
関連イラスト
左から娘良樹、BC・BR良樹、初代良樹、イフの大人良樹
