概要
『恐竜戦隊コセイドン』 第1話『行けコセイドン 白亜紀からの挑戦』~第28話『決戦 ゴドメス帝王を撃て』に登場した敵キャラ。
出身地:ゴドメス星
植物が高度に発達した宇宙人。寿命は300~400年。繁殖力がすさまじく、次々に人口が増えてゆくため、それを維持するために様々な星から略奪を繰り返していた。
兵士は主に銃とムチを武器として所持している。
ウルトラマンタイガ Blu-ray BOX Ⅱ特典のトライスクワッド ボイスドラマ特別回「ゴドメスを討て」にも登場
ゴドメス帝王
ゴドメス星人の帝王。これまでに100万以上の惑星を征服してきたと豪語しており、第13話でモニター越しに初めて姿を現す。隊長不在時には臨時の指揮官を派遣するなど、地球征服への攻撃の手を緩めない。これまではモニター越しで幹部に指令を下していたが、第28話でついに自ら参戦しコセイダーと最後の決着をつけるが、死闘の末コセイダーに倒され戦死した。
総監ザジ
地球侵略部隊初代隊長(第2話~第13話)。
2001年の日本に、中生代白亜紀から亜空間攻撃を仕掛けた張本人。性格はゴドメス人の中でも群を抜いて冷酷残忍。武器はゴドメス兵と同様鞭であるが、他にも剣、手榴弾など様々な武器を隠し持っている。たとえ自分が倒されても、ゴドメス星の科学力によるクローン再生で復活することが可能である。指揮官としての技量も高く、ビックラジィーを捕えてコセイドン隊にスパイとして送り込むなどの諜報戦も行い、時にはザジ自らがゴドメス戦闘機の編隊を指揮することによってゴドメス戦闘機にハクアス1号、ハクアス2号を撃破させることも出来る。
第13話ではコセイドン隊を壊滅させる「Z作戦」を発動させ、ウララに重傷を負わせるなどあと一歩まで追い詰めるが、コスモ秘帖の力を得て「タイム戦士」となったコセイダーに戦艦ガルムスを墜落させられた挙句、全ての武器をコセイダーのレーザーサーベルによって無力化させられてしまう。最期はレーザーサーベルに切られたことで致命傷を負い、自身の体を自爆させて灰となって果てた。最初の登場とはいえ、コセイドン隊を最も苦しめた存在である。
ジェリコ司令官
地球侵略部隊2代目隊長(第15話~第19話)。
総監ザジの後任として、ゴドメス帝王の命で派遣された。頭に赤い一本の角、口に赤い牙を生やしたゴリラのような風貌と、肩モール付きの軍服がトレードマーク。「恐獣」と呼ばれる一種の怪獣を送り込み、コセイドン隊を苦しめた。剣術にも長けており第18話でのコセイダーとの戦闘ではサーベルを手に蹴り技を織り交ぜ、一歩も譲らぬ剣技を披露。コセイダーの時間停止能力も通じず、攻撃もテレポーテーションで容易く避けてしまった。
第19話ではハクアス1号ごとアルタシヤとビックラジィーを捕らえて緑沼の基地に拉致し、彼女らを助けるために基地へ乗り込んだコセイダーと剣戟を交える。しかし、コセイダーのレーザーサーベルで腹部を貫かれ致命傷を負い、彼らを道連れにしようと基地の自爆スイッチを作動させた後、火花を吹き上げて消滅した。だが、結局コセイダーは時間停止能力でアルタシアたちと共に脱出し、彼らを道連れにすることに失敗してしまう。
将軍ケスノーチ
地球侵略部隊3代目隊長(第20話~第22話)。
第19話で戦死したジェリコ司令官の後任として、ゴドメス帝王の命で派遣された。頭の両側に斧刃、目の周りに血を浴びたような形の縁取りを付けた兜、白い服、黒い裏地の銀マントが特徴で、両刃の長柄斧を常に右手に持っている。この斧の先端には銃火器が内蔵されており、遠近両用武器として使用出来るだけでなく、柄の下半分は分離させてヌンチャクとして使用出来る。
ジェリコ司令官同様に恐獣を送り込み、コセイドン隊に挑むが自身はファイタス1号及びコセイダーを特に危険視しており、それらを優先的に倒す為の作戦を立てたりしていた。武術の達人で斧やヌンチャクだけでなく第22話でトンファーやサイ、徒手空拳で互角にコセイダーと渡り合ったが、通り過ぎざまにレーザーサーベルで斬られて爆死した。
ガバン将軍
地球侵略部隊4代目隊長(第24話~第28話)。
将軍ケスノーチの後任として、ゴドメス帝王の命で派遣された。複数の角の付いた兜と黒い服とマント、左腕の巨大なカニのハサミ状の武器が特徴。ジェリコやケスノーチ同様に恐獣を送り込みコセイドン隊を苦しめたが、第28話で直接参戦したゴドメス帝王と共に「地球剥ぎ取り作戦」を本格化させるが、コセイダーにあっさりと阻止され戦艦ガルムスと共に爆死した。
ゴドメス兵
ゴドメス星人の一般兵。鞭を武器にしているが剣や銃器も扱え、主に地球侵略部隊隊長(稀に隊長の部下である怪人の命令にも従う)の命令に従い集団で行動する。さらにゴドメス戦闘機の操縦も担当しており、陸と空の二方向からコセイドン隊に攻撃を仕掛けてくる。
言葉をしゃべれる者も存在するが基本的には言葉をしゃべらず、「イーッ!」という高音の奇声のみで会話を行っている。