概要
ジオウ・レンズ・ザケルガとは、金色のガッシュの主人公、ガッシュ・ベルの使う術、つまりは必殺技の一つ。
登場したのは作中終盤にあたるクリア編であるため、全体的な登場頻度は少ない。
その一方で、終盤に登場した術だけあってその破壊力、攻撃範囲、攻撃速度は強力で、ガッシュの使う術としては上の中くらいの威力ながらも、作中全体でみればボスクラスと戦えるだけの力を持つ。
効果
巨大な東洋龍ともいえる形状をしたバオウ・ザケルガと違って、手足を持つ蛇に鎧を付けたような姿をしており、その姿は東洋龍の一種である蛟を思わせる。
この鎧は攻撃時にバラバラに分解して各個が強力な電撃をまとった敵を撃つ『弾』になる。
この『弾』はある程度はある程度はガッシュ自身の意思によって操作することが可能であり、清磨の指示によって大量の『弾』が一斉に襲い掛かってくることになる。
つまりはホーミング可能な範囲攻撃というかなりチートに近い攻撃性能を持つ。
無論のこと、攻撃の本体である蛇自身も強力な電撃である上に、詳しい描写はないがこちらは自動で敵に対して追尾攻撃を仕掛ける機能を持っているようでもある。
つまりは強力かつホーミング能力を持つ一斉範囲攻撃に加えて、超強力な自動追尾攻撃が襲ってくるのである。
また、劇中で述べられているように速度だけでいえば、バオウを超えており、おそらくは作中でも最強とされる「シン級」に近い威力を持つ術であろうと推察される。
余談
効果だけ見ればかなり強力な術であり、実際劇中でも相当に強力な術として使用されたものの、いかんせん使用されたのがラスボス戦のみであるため、劇中での使用回数はわずかに二回。
術そのものの描写をされた上で活躍したのは一回のみであり、本編での登場回数は実質一回という地味に不遇な術である。
もっとも、そんな事実を感じさせないほど強力なインパクトを残している以上、そこまで不遇とは言えないのかもしれない。