概要
エスプガルーダとは、CAVEが製作した縦スクロール弾幕シューティングゲームのことである。同様にCAVEの作品であるエスブレイドの姉妹作でもある。なお、本作品自体もシリーズ化され続編のエスプガルーダⅡもある。
ストーリー
時代は乱世。シンラ皇帝であるジャコウは、自国をより強大なものにするため、「プロジェクト・エスプガルーダ」と名付けられた、人と聖霊を結びつけて新たな力を得る計画を発案。プロジェクトの成果としてアゲハとタテハの2人のガルーダが生み出される。
ジャコウの野望が達成されようとしたとき、プロジェクトの中心人物であったヒオドシが2人を連れて逃亡。ジャコウはその行方を捜し出すため執拗に追っ手を差し向ける。
そして16年がたち、ついに3人の隠れ住む町にシンラが侵攻してきたところから物語は始まる。
システム
基本
8方向レバー+3ボタン(ただし4つ目のボタンをAボタン連射として割り当てることは可能)であり、Aボタンが通常攻撃で普通に押すならショット、押し続けるとレイピア攻撃となる。Bボタンは覚聖のON/OFFの切替となる。Cボタンは押し続けているあいだガードバリアとなり、それを離すとガードバリア攻撃となる。
覚聖
覚聖とは、行うと自機が性転換を伴う変身を行い性能を変更するというものでこれを使いこなすことがこのゲームを攻略する鍵となる。
覚聖状態でなかつ聖霊石が残っている間は覚聖死界と呼ばれる一種の結界を自機の周囲にめぐらせることができる。この状態ならスクロールスピードや敵機および敵弾のスピードが低下するので難易度が下がりなおかつ稼ぎやすくなる。ただし、この状態だと保有している聖霊石は減少し0になると覚聖死界が解除されてしまう。
そのようにして覚聖死界が解除されてしまっても覚聖そのものはBボタンを押さない限りは解除されない。この状態だと敵弾のスピードが上がりより難易度が上がってしまう。
聖霊石は覚聖状態でないときに敵機を撃破すれば獲得できる。
ガードバリアとガードバリアアタック
元々はエスブレイドで採用されていたもので、攻防一体の特殊なシステムである。使用にはガードバリアゲージが必要である。
ガードバリアゲージが残っているときにCボタンを押し続けるとガードバリアを展開する。ガードバリア展開中は無敵となり、触れた敵弾を消すことができる。ガードバリア展開中にCボタンを放すと、押していた時間に応じた威力のガードバリアアタックを使用することができる。
覚聖中はガードバリアゲージが残っていれば被弾時に自動発動される。この場合のガードバリアゲージ消費量は通常時より多くなってしまう。
主要登場人物
アゲハ(CV:小泉豊(覚聖前)/松久保維穂(覚聖後))
18歳でタテハの兄。攻撃タイプは前方集中型で、覚醒中はレイピアが強化される。
タテハ(CV:永山悟久梨(覚聖前)/儀武祐子(覚聖後))
16歳でアゲハの妹。攻撃タイプは広範囲型で、覚醒中はショットが強化される。
セセリ(CV:二宮圭美)
ステージ1およびステージ5-1のボス。12歳でジャコウの娘。アゲハ・タテハとは兄姉。
ジャコウ(CV:山崎大志(覚聖前)/若泉絵子(覚聖後))
ステージ5-2のボス。シンラの国皇であり、遺伝子上ではアゲハとタテハの父。