概要
放電過程では内部の化学エネルギーが電気エネルギーに変換されるが、放電時とは逆方向に電流を流すことで、電気エネルギーを化学エネルギーに変換して「充電」という蓄積が可能な電池。
充電池・蓄電池とも呼ばれるが、電気工学や電気化学における学術用語としては「二次電池」「蓄電池」が使われる。
分類
一般型
- 鉛蓄電池
自動車のバッテリーとして広く利用
- リチウムイオン二次電池
別名:リチウムイオン電池、リチウムイオンバッテリー、Li-ion電池、LIB、LiB。
旭化成工業の吉野彰らによって原型が作られ、携帯電話などに利用。吉野は後にノーベル化学賞受賞した。
- リチウムイオンポリマー二次電池
- ニッケル・水素蓄電池
- ニッケル・カドミウム蓄電池
別名:ニッカド電池(Ni-Cd電池)、ニカド電池、カドニカ電池。
1899年、スウェーデンの発明家Waldemar Jungner が発明。
- ニッケル・鉄蓄電池 (エジソン電池)
ニッカド電池の発明者が発明したが放棄されていたところトーマス・アルバ・エジソンによって特許・商業化された。
- ニッケル・亜鉛蓄電池
- 酸化銀・亜鉛蓄電池
- コバルトチタンリチウム二次電池
液循環型
- レドックス・フロー電池
- 亜鉛・塩素電池
- 亜鉛・臭素電池
- メカニカルチャージ型
- アルミニウム・空気電池
- 空気亜鉛電池
- 空気・鉄電池
高温動作型
- ナトリウム・硫黄電池
- リチウム・硫化鉄電池
電子トラップ型
- 半導体二次電池