概要
THEPLAGUEとはゲーム「DeadbyDaylight」に登場するキラーである。名前の意味は「疫病神、ペスト」など。女性キラーであり、本名はアディリス。現時点で最も古い時代の人物である。
バビロンの神殿の司祭であり、生前はTHESPIRITと同じく殺人を犯したこともなく、寧ろ病気の人に食べ物や水を分け与えたり自らの体を切り落として病気の治癒を祈るなど慈愛に満ち溢れた性格だったという。
特殊能力は「黒死の吐瀉」。名前で分かるように吐瀉、要はゲロをぶっかける。不衛生極まりない。
背景
アディリスは元々は捨て子であり、幼い頃から捨てられた先の神殿で働いていた。その頃外では疫病が流行っており、彼女が働いていた神殿の祭司も罹ってしまう。
祭司が倒れた中で病気の人々を助けるための浄化の儀式を行えるのは助手として働いていたアディリスだけであり、彼女は一層身を粉にして人々のために働いた。
アディリスの美貌やその献身的な姿は瞬く間に街に広がり、信者たちは彼女を「バビロンの女祭司長」と呼ぶようになった。
しかし彼女にも疫病の感染初期の兆候が見え始め、その美しい顔にできたことを恥じた彼女はヴェールの付いた頭飾りをつけ、皮膚の悪臭を隠すため香炉を持ち歩くようになったが、信者に対する慈愛に満ち溢れた行動は変わることは無かった。
だが一向に彼女の症状は回復の兆しを見せず、とうとう彼女は少数の信者と街を出た。疫病は彼女だけでなく共にいた信者にも感染してしまい、全員が斃れてしまった。
死ぬ間際彼女は最後の祈りを捧げ、その骸は何処かへ消えていった。
性能
特殊能力「黒死の吐瀉」はチャージすることで前方に吐瀉を吐き出す。この吐瀉に生存者が当たると感染し、1段階目は生存者も嘔吐したりうめき声を揚げたりするが、2段階目になると感染した生存者が触れた発電機、板なども汚染され、それに触れた感染してない生存者も感染してしまう。また第二段階の生存者は負傷、衰弱状態に陥る。この時ダメージブーストなどは存在しないため、運がよければ一瞬でダウンさせられる
感染はマップにある「献身の淀み」(以下泉と呼称)を使うことで回復できるが、使用後は「穢れた泉」となり、この状態でプレイグ自身が泉に触れると黒死の吐瀉が「汚濁の吐瀉」となり、感染効果が無くなる代わりに生存者に当たると直接ダメージを与える。
メメントモリは、香炉の鎖でネックハンギングツリーからのゲロを浴びせ投げ捨てるというもの。
最初は感染者を増やし、泉を使わせてからがプレイグの本領発揮となる時間をかけて生存者を追い詰めるタイプのキラー。
パーク
堕落への介入 (Corrupt Intervention)
儀式開始時、キラーから最も離れている発電機3つを80〜120秒ブロックする。
3つも発電機をブロックできるため、生存者の動きをある程度制限できる点で優秀なパークである。
伝播する怖気 (Infectious Fright)
生存者を瀕死にすると、殺人鬼の本能の範囲内の他の生存者が発狂し位置が通知される。
どんなキラーにも適応できてある程度生存者の位置を知れる便利なパーク。
闇の信仰心 (Dark Devotion)
生存者一人にオブセッション状態を付与し、オブセッション状態の生存者に通常攻撃を当てた場合、その生存者の心音が20〜30秒間他の生存者に聞こえるようになり、キラーの脅威範囲がゼロになる。
一時的に自分の場所を騙すことができる面白いパークだが、特殊能力を使うことが多いプレイグにはあまり相性がよくない。
アドオン
浄化の儀式に用いていた物や、感染者の足の指など様々。ウルトラレアには発電機の修理が完了すると自動的に「汚濁の吐瀉」になるものも。