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グリッタ嬢の編集履歴

2020-02-25 22:46:39 バージョン

グリッタ嬢

ぐりったじょう

「烈車戦隊トッキュウジャー」に登場する幹部怪人

演:日下秀昭 CV:日高のり子


プロフィール

初登場回:始発駅「特急列車で行こう」

身長/215cm

体重/222kg

闇形式:グイ44101-1

闇装備:純白系ウエディングドレス、乙女系ペーパーナイフ、シュバルツ様のハンカチ

シャドー怪人蘊蓄:グリッタのキラキラは、一途な「愛」によるものかもしれない


概要

ノア夫人の娘。お嬢様といった服装だが、母親とは似ても似つかないが巨体の持ち主。


甘やかされて育てられてながらも傲慢かつヒステリックな母親とは違い、健気で純情

な性格で、誰に対しても敬語を話すなど礼儀正しさに加え、根は純真で一途な少女としての一面を持つ。

また、最後までシュバルツ将軍に想いを寄せる純情さは彼の心を動かし、後に野心家である彼が本当の騎士(ナイト)に変わる事になった程の心優しい面を持つ。母のノア夫人やシュバルツ将軍を

殺害したゼットに恨みを抱かず、逆に気遣い哀れみながら心配したりするなど心も広い。


トッキュウジャーとも、後述の女帝即位の一件を除き敵対関係になることがほとんどなく、カグラミオとは友好的に接していた。


序盤、ノア夫人の愛娘として登場。当初からシュバルツ将軍に想いを寄せており、物陰から彼の姿を眺めたり彼の望みをかなえるためにこっそりと行動している。

そのため母親が強く願っている、自分が「闇の皇帝」の妃になることには内心否定的であった。

この頃はシュバルツ将軍が落とし、そのまま貰い受けたハンカチが何よりの宝物の箱入り娘であった。箱入りであるがゆえに前線に出ることもなく、幹部級にしては珍しく、トッキュウジャーとの面識がろくになかった。


11話でついに闇の皇帝ゼットが姿を現した際には彼を物陰から見て「怖い」と評し、とうとうお妃にされるのがイヤなあまりこっそり家出をしてしまう。

その後、自由になるために震えながらも隠し持っていた『乙女系ペーパーナイフ』でゼットを刺殺しようとするなど、単なる籠の鳥ではない行動的な面を見せ始めている。その行動もゼットに見破られ殺すにしても力不足と指摘を受けるが、逆に「他の部下と違い輝いている」と気に入られる。

またノア夫人からの命令で連れ戻しに来たシュバルツ将軍から「母上が悲しむ」と諌められていたが、この一件が元でシュバルツと協力関係を結ぶ事になる。


22話ではゼットと結婚式を行い、ノア夫人から受け継がれた「結婚相手を飲み込む力」でゼットを文字通り飲み込んでゼットの力を取り込み闇の皇帝(女帝)に就任。→闇の女帝グリッタ

その後は口調も冷淡になった眼の赤い姿で登場し、皇帝専用クライナーをロボに変形させてその圧倒的パワーでトッキュウジャーを追い詰める。

次の話では、烈車を取り返したトッキュウジャーとシュバルツの再戦中に彼を助けるべく参戦し再度追い詰めるものの、新たな合体を遂げた超超トッキュウダイオーの必殺技からシュバルツを庇い重傷を負う。

その後、目の色も本来の輝きに戻り自分がシュバルツの役に立てた事を本望と告げるも、直後、グリッタの体内を食い破りゼットがグリッタから得たキラキラを手に入れて復活。

ボロボロになった衣装とシュバルツからもらったハンカチを遺してグリッタは消滅してしまった……


かと思われていたが、第28駅の終盤でゼットは彼女を完全に取り込めておらず、完全に滅び去った訳でないことが判明した。また自らの意志であえてゼットの中に留まっており、シュバルツの行動を止めたいと思っている。

そのためにゼットに便乗する形で烈車に乗り込みトッキュウジャーのメンバーにシュバルツへの伝言を頼むも彼は聞き入れず、母ノア夫人の策略もありゼットから分離する。

しかし直後ノア夫人・シュバルツともゼットに討たれ、母と想い人を同時に喪った彼女は一人シュバルツの墓に花を供えてどこかへ去っていった。


しばらく姿を消していた彼女だが、シュバルツのクライナーを携えてトッキュウジャーの前に現れ協力を申し出る。

その意図は「もう誰も消えるのを見たくない」が故に、キャッスルターミナルをもう一度闇に返すことであった。

そしてトッキュウジャーの烈車がターミナルに進攻する先導を務め、自分はターミナルに潜入して闇に沈めるレバーを引こうとするが失敗、ゼットに見つかって斬り捨てられたと思われていた。

しかし最終回で実はゼットが彼女を斬れなかったために生き延びていたことが判明。倒されたゼットを回収して、クライナーで再び闇へ戻っていった。


母と想い人を失うという悲劇を経ても、ここまで気丈に振る舞い、自分の意志を貫いたことは注目に値する。悪の組織の幹部としてはかなり異例の存在である。

彼女の存在がなければシュバルツやゼットが変わることは無かったと思われ、彼女の存在なくしては本作のハッピーエンドは実現できなかっただろう


余談

闇形式の由来は「女帝」の語呂合わせ。


名前は英語でキラキラするという意味のグリッターからか。


下克上によるものとは言えスーパー戦隊での女性首領の登場は救急戦隊ゴーゴーファイブ大魔女グランディーヌ以来15年振りである。

しかし、下克上は大抵成功しても長続きしない傾向にあり、彼女もまた一度は元々の首領格に滅ぼされる最期を迎える事となった。

ただし、結局は復活を果たして最後まで生き残っているので、この点で他の下剋上幹部とは異なっている。

トッキュウジャーは、悪役のドラマに注目した場合、幹部の中で下克上をした者だけが生き残るというかなり異例の結末で幕を閉じることとなった。


声を担当する日高は、かつてバトルフィーバーJに連絡員の中原ケイコ役でレギュラー出演しており(当時は「伊東範子」名義)、実に35年ぶりのシリーズ出演となった。


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