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蟲の呼吸の編集履歴2020/02/26 19:42:25 版
編集者:ささみ
編集内容:概要に追記

概要

鬼殺隊が、人食い鬼と戦うために編み出した、一度に大量の酸素を血中に取り込むことで瞬間的に身体能力を大幅に上昇させ、鬼と互角以上の剣戟を繰り出す“全集中の呼吸”の一つ。呼吸は師である育手もしくは剣士自身の我流により、様々な種類が存在する。

蟲の呼吸は花の呼吸から派生しており、蟲柱である胡蝶しのぶが用いる流派だが、他の呼吸と比べるとかなり異色な呼吸と言える。なんと、この呼吸は鬼の首を落とすことを想定していない。全集中の呼吸は人の身で鬼の首を落とすために編み出された技術である以上、これだけでもこの呼吸の異常性が分かるだろう。

ではどうやって鬼を倒すのか。その答えはである。日輪刀に鬼に友好的なの毒を仕込み、鬼の体内に注入することによる毒殺、それを目的としてこの呼吸は編み出された。

鬼の首を落とすだけの力を持たないしのぶが鬼を殺す為に開発した流派であり、彼女は鬼の性質に合わせて毒を調合することにより鬼に立ち向かう。

オリジナルの剣技である為か、獣の呼吸と同じく技は「○ノ型」ではなく「△ノ舞」と名付けられているのも特徴。

首を落とす必要性が存在しない為、斬撃ではなく彼女が得意とする刺突技を主としている。

それに伴い、日輪刀も根元と切っ先だけを残して刃引きした、刺突剣に近い形状のものとなっている。

剣技一覧

  • 蝶ノ舞 戯れ(ちょうのまい たわむれ)

跳躍した後、通常の鬼であれば視認できない程の速度で相手の全身を斬り付ける。

  • 蜂牙ノ舞 真靡き(ほうがのまい まなびき)

一瞬で相手との距離を詰め、眼を突く。

  • 蜻蛉ノ舞 複眼六角(せいれいのまい ふくがんろっかく)

目にも止まらぬ速度での六連突きと共に大量の毒を注入する。蜻蛉とはトンボの事。

  • 蜈蚣ノ舞 百足蛇腹(ごこうのまい ひゃくそくじゃばら)

木製の橋を割る程の強烈な踏み込みと四方八方にうねる百足のような動きで敵を撹乱した後、深く沈みこんでから突きを放つ。蜈蚣とはムカデのこと。

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