ガシャポンとは、バンダイのカプセルトイ玩具商品及びその販売方法ならびに同社の登録商標。
姉妹商品として筒状のカプセルに商品を封入した「ガシャポンカン」、2020年には雪ミクコラボの「ガシャポンくじ」も存在する。
概要
バンダイは1977年よりこのような商品の取り扱いを始めた。当初は小学校低学年相当の低年齢層を対象とした商品がメインであったものの、後に版権を生かした商品を発売するに当たり、人気を博す。その後、1994年にはHGシリーズを発売、価格に対する出来の良さにより更に広まったと言える。
代表的な物はSDガンダムシリーズやキン消しなど。最近では『妖怪ウォッチ』の妖怪メダル、『プリキュア』シリーズ、『アイカツ!』等の女児向け作品もガシャポンでリリースされている。
近年ではSuicaなどの交通系電子マネーで購入可能で「あたり」が出ると更に商品を1つ貰える「スマートガシャポン」というカプセルベンダーも都心部を中心に設置され始めている。
余談
「ガシャポン」と同様にカプセルトイの俗称にあたる「ガチャガチャ」はタカラトミー系列に商標登録されており、同社においては「ガチャ」という呼称となっている。
近頃はソーシャルゲームやネットゲームにおけるキャラクターおよびアイテムの入手システムにはそういったランダム性のルーチンを基礎として組み込んでいるものが多く、このことからそんなランダム型の対象入手システムを「ガチャ」と呼称することが一般的になっている。
また、『ダンボール戦機W』ではゲーム中に「ガシャポン」が実際に存在し、登場させる際にバンダイから事前の許可を得ている(エンディングにて、実際にクレジットされている)。