マジ
まじ
マジとは、任天堂によるゲーム作品『ファイアーエムブレム』シリーズに出演する架空の人物。
曖昧さ回避
本当にという意味のマジは→マジ(若者言葉)へ。
概要
『暗黒竜と光の剣』および続編の『紋章の謎』(ともにリメイク版含む)に登場。
特徴
『暗黒竜と光の剣』ではサジ、バーツと同じフェイスパターンを使用していたが、色で区別を図ったバーツとは違ってマジと全く同じであった。可も不可も無い器用貧乏な成長を見せるが、隙の無い成長率と初期値を誇るバーツの存在感の大きさからサジと共に2軍に甘んじる傾向が強く、『紋章の謎』の第一部「暗黒戦争編」でも依然としてバーツの存在が大きいために出撃の機会に恵まれなかった上に最大の特徴であったHP成長率100%の数値が10%に変更され(一説には「桁を1つ間違えた開発側の入力ミス」とされている)、さらに第二部「英雄戦争編」では容量の都合で戦士三人組の登場そのものが無くなるという不運に次ぐ不運を背負ったまま表舞台から姿を消してしまった。
『新・暗黒竜と光の剣』では兵種変更システムの導入、それに伴う「戦士」の上級職である「ウォーリア」の追加による恩恵、加えて刷新に等しい成長率の改訂によって大きな転機が訪れ、元来の器用貧乏な成長傾向が功を奏して戦士三人組の中では魔道の才能をも開花させる万能かつ晩成型に生まれ変わり、恒常的な運用が見込める早熟型のバーツとは別の意味で汎用性の高い準主力級ユニットとなった。
また、『新・紋章の謎』ではペガサス三姉妹の固有技能であった「トライアングルアタック」を戦士三人組でも使えるようになった一件から輪を掛けて活躍の機会に恵まれ、ここにリメイク版以前の不運と完全に決別するに至った。
余談ながら、兵種変更によってプレイヤーユニットとしては数少ない「ダークマージ」となったマジは、その語感から「ダークマジ」の通称で親しまれている。