翼(爆走兄弟レッツ&ゴー!!)
つばさ
概要
CV|徳井青空(レッツ&ゴー!!情報局 Radio Racers!!にて)
爆走兄弟レッツ&ゴー!!Return_Racers!!に登場。
星馬豪の息子を名乗るが、豪と本当の親子関係かは不明。しかし、容姿や性格共に豪と似た節はあり、烈から「おまえ(豪)の子どもで間違いない」と言われたり、周りからも「絶対に親子」と言われる。
一人称はたまに「ぼく」になるが、基本的には「おれ」。彼もミニ四レーサー。豪と同じようにゴーグルもしているが、豪のは四角なのに対し、翼のは丸型である。
性格は大人の豪に突っ込みを入れるくらい良識はあるが、自己中心的で調子に乗りやすい上に口も軽い上に頭に血も上りやすく(前者はバロン一味に金色のアバンテの存在を知られる原因になり、後者はゴッドアイの策略にはまる原因になってしまった。)、しばしば単独行動をしてしまったりも。しかし、正義感は強く、卑怯なやつは許さない。
母親は元レースクイーンで、仕事で海外に行くからと豪の元へ預けられた。豪に預けた理由が「翼と一番似ているのは豪だから」と、彼女にも父親が豪なのか確証がない様子。しかし、翼は豪のことを「父ちゃん」と呼んでいる(烈は「烈おじさん」と呼ぶ)。昔関係を持った女から押し付けられた自分そっくりな子供という二世モノの中でも類を見ないアレな登場経緯だが(相方と伯父の関係も異例だが…)、
豪は翼=息子であることはある程度認めているような節はある。また、ネクストレーサーズ伝の人物紹介では「翼の父親」と書かれている。
母親と豪は結婚していないので名字は母親の姓のはずで、単行本の人物紹介でも単に「翼」だったが、コロコロアニキの付録だったステッカーでは「TSUBASA SEIBA」表記だった。
Return Racers!!には過去の話などが多いので、第1話以外では目立った活躍するシーンは少なく、8話から中学生編に突入したので登場しなくなった。
しかし5ヶ月後、コロコロイチバンで「レッツ&ゴー!!翼ネクストレーサーズ伝」が連載され、主人公に。ちなみにここで初めて「星馬翼」と名乗り、こちらの単行本では人物紹介でも「星馬翼」と表記された。家族構成は父「豪」と母の三人構成。身内には伯父の「烈」がいる。 祖父に「改造」、祖母に「良江」がいるはずなのだが、祖父母は劇中には未登場。
転校先の小学校で駿や仲間達と出会い、新しく立ち上げられたミニ四駆チーム、チームペガサスの一員(単行本によると、彼がチームリーダー)となる。
とあるレースでチームペガサスの優勝を飾ったが、その時は自分一人で戦っている気持ちでおり、そこをゴッドアイに付け込まれ、単独行動をしたことで駿達と仲違いしてしまい、孤立してしまったこともあったがVR世界で自分を仲間に引き入れようとしたゴッドアイの非道ぶりを改めて目の当たりにし、ゴッドアイと再び対立した後、薄々ながらもいつしか自分一人で戦っている気持ちになっていた事に気付き、思い悩んでいた際に豪から借用したグレートマグナムRの走りの悪さを見かねた駿がひっそりとメンテナンスしてくれたグレートマグナムRのボディを汚したチンピラを仲間と父親を思う気持ちを込めた走りで打ち負かし、駿から感謝され、改めていつしか自分一人で戦っている気持ちになっていた事に気付き、ようやく和解した。
ミニ四駆
豪と同じ「マグナム」の名前を持っているが、豪のマシンではないのに何故その名前を持っているのかは不明。
ウイングマグナム
母親に買ってもらったミニ四駆を改造した。フロントカウルが足りないサイクロンマグナムのような形状。
何度コースアウトしても諦めない翼が何を企んでいるか知った豪が、自分が壊したF1マシンの残骸で作ったパーツをウイングマグナムに合体させ、進化した。以降はこちらが翼の愛機(本人曰く、宝物)として使用されている。
風を捕まえ、空中でコーナリングするという技を見せた。名前はついていかなかったが、ネクストレーサーズ伝にて「ペガサス走法」と名がついた。スマホゲーム、ミニ四駆ワールドランナーではマグナムトルネードを使用していたが、漫画ではこの技は一切使っていない。他には、ほぼバッテリー切れの状態で空中から加速しながら落下する「イーグルグライダー走行」など。
キットではこちらが発売された。ウイングマグナムにするには加工が必要。
「マグナム=豪」の印象が強いためか、このマシンと一緒に描かれるのが翼ではなく豪(少年期)の場合がしばしば(RRコミックス1巻など)。本編でも大人の豪が一度、このマシンを借りて使っている。
元々はRR中学生時代の父が使っていたマシンだが、翼ネクストレーサーズ伝にも登場。
自分のマシン・Zウイングマグナムがゴッドアイの策略にはまった事で壊れてしまい、修理が終わるまで貸してくれた。
(翼達から見れば)古かったので走りがめちゃくちゃだったが、駿のメンテナンスと父親・仲間達の想いを受け、使いこなすことが出来た。