まんがはじめて物語シリーズ
まんがはじめてのがたりしりーず
概要
まんがはじめて物語シリーズとは、1978年5月から1991年4月迄放送された16㎜フィルム撮影(「21世紀まんがはじめて物語」を除く)で製作された子供向け教養番組である。製作はダックスインターナショナル、放送はTBSローカル枠の土曜日夕方5時半だった。
現代でも通用する豊富な知識を分かり易く説明した事もあり、ローカル枠にも関わらず、裏番組だった機動戦士ガンダムを短縮打ち切りに追いやる程の高視聴率を上げ、シリーズ通算13年も放送が続いた。
番組フォーマット
1話15分の2本立てが基本であるが、稀に30分丸々1話の話もあった。
冒頭の実写パート→アニメーションパート→おさらいの実写パート
と言う構成だった。
作品リスト
特番
まんがはじめどうしてなるほど物語
1989.1.9 OA 本来は1月7日放送予定だったが昭和天皇崩御の一大事で2日延期となり、無告知放送だった為、未放送と誤認されている方々が多かった。
歴代シリーズスタッフ
脚本/首藤剛志ほか 人形操演/原田克彦(のぞみプロ)
衣装協力/東急百貨店吉祥寺店
音楽/伊部晴美とダックスフント 撮影/IMAGICA
プロデューサー/丹野雄二 永井憲二(共にダックスインターナショナル) 鈴野尚志 井上博(TBS)
監督/曽我仁彦、野崎貞夫、村石ヒロチカ(当時・村石広貴)(どうして物語以後参加)
製作協力/童話舎
製作/ダックスインターナショナル・TBS
余談
当初のスポンサーに東急グループが参加していた為、お姉さん達の衣装は東急百貨店吉祥寺店で用意されていた。
まんがなるほど物語前半まで不二家もスポンサーに加わっていた為、劇中で不二家の菓子が度々出ていた。
21世紀まんがはじめて物語はTVシリーズ化を視野に入れていたが、完成直前にダックスインターナショナル社長が急逝、社長を継いだ未亡人がテレビ番組事業撤退を決めた為、TVシリーズはお蔵入り且つ自然消滅し、シリーズの脚本を担当していた故・首藤剛志(2010年没)は生前その事を知らなかった様であった。