概要
主人公。17歳。
3年前に記憶のない状態で発見され、ミトラ村に保護された。
以降、「アルト」と名づけられて、リゼットと彼女の母ローザの家で暮らしている。
滅びの魔女ヒルダに結晶化された村を救い、家族を守るために第9小隊へと志願。
片手剣を手に前衛で戦うオーソドックスな剣士。
千年前の英雄「エルクレスト」が使えたと言われている魔女たちの力を引き出す「調律」という力を持つことが判明。第9小隊の要となる。
人物
趣味は狩りで、腕前も村一番という評判。
切羽詰った状況や誰かを守りたいと思ったときには強い行動力を発揮する、まっすぐな性格。
良くも悪くも他人に優しく、相手の心の痛みに敏感。リゼット曰く
「他人のためなら後先考えない無鉄砲。アルトのいいところで悪いところ」。
一方で色恋については鈍感な部分がある。
おおよそ好人物ではあるが、プレイヤーの選択によってはあらぬ発言をすることも。
ユニットとして
バランスのとれた能力に、コストの低い攻撃スキルを備えた剣士。
高めの移動力と小回りの利く範囲攻撃で器用に立ち回れる。
ストーリーが進むと強力なスキルを習得していくが、扱いやすく、強すぎないという絶妙なバランスを保っている。
別名・表記ゆれ
関連タグ
正体についてのネタバレ
その正体はエルクレスト本人。
千年前、人類を滅ぼそうとする天使と戦ったエルクレストは、天使を統べる「マザー・クオリア」に精神を汚染されてしまい、それを癒すために千年もの眠りにつかざるをえなくなり、眠っている間に生まれた別人格こそがアルトだった。
戦いの真実と、自分たちの行動が天使が活動を始めることにつながるよう誘導され、多くの血が流れたことに心が折れかけ、仲間たちも一度はバラバラになってしまったが、結晶化から回復したローザの励ましがきっかけで再び立ち上がる。天使たちに立ち向かうその姿は、離散しかけた小隊の仲間や敵対していた福音使徒たちをも奮起させる。
そして、第9小隊と福音使徒を合わせた「調律騎士団」の団長として人々の希望となる。
また、戦いの終盤、自分の精神世界でエルクレストの精神と対面し、一騎打ちの末に彼に認められる。以降はエルクレストの装束と彼の必殺技「ラグナ=ブレイク」を受け継いだ(ただし、エルクレストの人格は消えたわけではない)。
関連タグ
飛電或人 - テレビ朝日の特撮ドラマ『仮面ライダーゼロワン』の主人公。名前が同じであるばかりか、エルクレストが「マザークオリア」によって精神を蝕まれる際の光景は完全に或人がとある形態に変身する際に見せられる光景である。