概要
サポートメカのウラヌスアーマーとコアガンダムⅡがドッキングした、紺色系のボディーカラーと大柄なデザインを併せ持つ、長距離狙撃仕様の機体。
主武装はコアガンダムのコアスプレーガンとウラヌスアーマーに搭載された強化パーツを合体させた『ビームシュートライフルU7』。
背部には、測距をはじめとしたマルチセンサーを搭載するセンサービットを三つ備え、周囲に展開することで超高精度の狙撃を可能にしている。
元々コアガンダムに搭載されている『ビームサーベル』も使用可能。
センサービットの他に有線式のレッグセンサーユニットも搭載されており、センサービットと同様に周囲に展開し、測距に用いることができる。
ヴィートルーガンダムが大量の火器による一斉放射・砲撃戦主体の機体、云わば『面』の攻撃に特化しているのに対し、本機はセンサービットによる高精度の情報処理からの長距離狙撃など、『点』での攻撃に優れている。
活躍
- ep17『聖獣クアドルン』
ヒロトの部屋の棚に『タッパーに仕舞われ、ガムテープでぐるぐる巻きにされ』封印されていた所を開封された。
- ep18『完璧な狙撃者』
エルドラの住民を遺跡に避難させる時間を稼ぐために登場。センサービットから得たデータを元に仲間を援護していたが、突如乱入してきたアルスアースリィガンダムの狙撃でセンサービットを全て撃墜されてしまう。
今度はレッグセンサービットで情報を探るが、逃げ遅れた住民を連れていたフレディたちを守るために飛び出たカザミを敢えて囮にすることで、狙い撃ってきたビームを逆に狙撃し威力を抑えた。そしてアルスアースリィーガンダムの居場所を索敵することに成功し、アースリィガンダムに換装した。
アースリィガンダムの左腕がビームサーベルに貫かれてしまった時、ウラヌスアーマーの砲身を射出し、アルスアースリィガンダムの頭部に激突させ、スプレーガンと連結させ発射、初の撃破に成功した。
余談
機体名は天王星を意味する『ūranos』と7の英語『Seven』を合わせた造語と考えられる。
ウラヌスアーマーは第17話では既に制作済みのものをタッパーに保存されており、元々は以前のコアガンダムとドッキングするアーマーだった様子。
第18話にて第二次有志連合戦においては装備のビームシュートライフルU7のみをアースリィガンダムに装備させていたことが分かった。
ただ、
「アーマーを入れていたタッパーが他のアーマーのものと違いガムテープを巻かれて封印されていた」
「使用時にイヴの事を思い出していた」
「ヒロトが戦闘後に『二度と使うことは無いと思っていた』と発言する」
など、ウラヌスアーマーの使用を躊躇していたのではと思わせるような描写が見られており、ヒロトとイヴとの過去に何らかの形で関係していた可能性がある。
ウラヌスアーマーは長距離狙撃特化型だが、一から作られた他のアーマーと違いアースアーマーをベースに射撃に特化したチューニングを施すことで製作されている。
よってアースリィガンダムの特性を一部引き継いでおり、狙撃戦だけでなく通常戦闘でも十二分に戦える性能を持っている。
ガンプラ
2020年05月13日に1760円(税込)でHGBD:Rブランドで1/144スケールで発売。コアガンダムⅡが新規造形で同梱される。