概要
クロスボーン・ガンダムを地球圏での運用に合わせ、木星圏で運用するための装備・機能を省略した、量産型クロスボーン。開発元の想定した、真の意味での「F97」となるはずだった機体。
サナリィはクロスボーン・ガンダムの運用データを元にこの機体を開発し、制式機として連邦軍に売り込むつもりであったが、クロスボーン・バンガードが連邦軍と衝突した事でプランは頓挫。
サナリィが海賊と裏でつるんでいた証拠となるこの機体の存在が明るみに出る事を恐れた為、本格的な量産には至らず、少数が試作されクロスボーン・バンガードに運用されるにとどまった。
量産型といっても、地球圏で運用する限りに置いては原型機と同等の性能を発揮し、ジェネレーター出力、装甲材質や豊富な武装はクロスボーン・ガンダムと同等で、極めて優秀な機体であるといえる。換装用のコアファイターを含め、オプションも多く用意されていたが、上記の通り海賊との関連が明るみに出ることを恐れたためほとんどが使用されていない。