包茎クリトリス
はずかしがりやのくりとりす
概要
亀頭が包皮で隠れたおちんちんを包茎と呼ぶが、女の子のおちんちんであるクリトリスの陰核亀頭がクリトリス包皮、クリトリスフードに隠れたものを包茎(包核)クリトリスと呼ぶ。
クリトリスが包核ならば、亀頭の根元や包皮の内側に溜まった恥垢(チンカスならぬクリカス)の除去は、クリトリスを勃起させて亀頭を露出させ、包皮を完全に剥き下さないと洗浄できない。
包核クリトリスには二種類あり、包皮から陰核亀頭を露出しえない真性包核のクリトリスと、クリトリスを勃起させたり包皮を剥くことで陰核亀頭を露出させ、露核にすることが出来る、仮性包核のクリトリスが存在する。
なお、包茎輪が完全に閉じていて、陰核亀頭が全く見えない状態ならば、クリトリス自体にモザイクは必要ない。(クリサック、Clisack)
天使の乳首
中世ヨーロッパでは魔女のクリトリスは陰核亀頭が露出しているとされ、悪魔の乳首と呼ばれて忌み嫌われた一方で、真正包茎のクリトリスは聖女の神聖なものであると信じられていた。
しかし、神聖であるとされた真性、の包茎クリトリスはクリカスが溜まりやすく、悪臭が起きやすい。
いつの時代も、権威と無知が持ち上げるものは(胡散)臭かったということを示す典型的な事例である。
感度について
陰核亀頭は刺激に極めて敏感であり、慣れないうちは亀頭への強い刺激(オナニー、クリオナ)は痛みとして感じられるが、慣れると極めて強い性感を得られるため、クリトリスを肥大化や包皮の切除で亀頭の露出を広げたり、クリトリスへのピアス、クリピアスをする女性もいる。また、極稀な真性包核のクリトリスは、包皮切除をしない限り亀頭を露出できないのはペニスと同じである。
ぺニス同様に女の子のペニスであるクリトリスも、内部の亀頭ではなく包皮自体にさえ性感帯があるとされる。包核クリトリスへの刺激は、陰核亀頭が露出したクリトリスへの刺激と同じだけの性感を得ることは出来ない。クリトリスの包皮を伸ばしたり摘まんだり捻ったりして弄び、包皮を用いて亀頭を擦ることで快感を得るオナニー、所謂皮オナは、亀頭を出すも覆うも自由自在に行える長さのクリトリス包皮を持つ仮性包核のクリトリスの特権であり、自慰行為と言うよりは、包皮の内側に隠された女性性に対するスキンシップですらあると言える。
身を焦がし尽くす強すぎる性的快感から未成熟の少女の身を守り、適度な快楽を少女に教え、柔らかな包皮でその身を隠す慎み深さを以て、少女を女性の悦びの深淵への入り口に誘うその姿は、正に慎ましさや清楚さ、大人の女性へと姿を変える前の蕾の姿の儚げな美しさを示し、生えかけのように隠れた人気を持つ要素かもしれない。控えめで自己主張をしない突起という点では、陥没乳首と共通である。
未成熟のクリトリスからの愉悦を一定以上享受すると、初々しく包皮にその白い核を納めることを忘れ、快楽の熱を帯びて紅く膨らむことを覚えしまい、膨らんだクリトリスでは柔皮を自由に動かせなくなる。しかし、それ故に包皮弄りを卒業するのではなく、もう包皮の上からの刺激では満足に悦しめるだけの性感を得ることができなくなってしまう故に、無知の楽園から追放されてしまうのである。包皮の上からの自慰行為であろうと自分を汚す行為であり、無垢なるものを汚す楽しみを得られる時間は、汚れるまでの猶予が残されているだけである。初雪の美しさはそれを壊すことで得られるものであって、過渡期のみの美しさのであり、それを知ることで不可逆な変化とともに永久に手が届かない所へと去ってしまうのだ。