表面は滑らかな薄いスチール製弾体で出来ており、裏側には破片形成のために刻み目が入った鋼製ワイヤが張り付けられている。
安全装置を追加したものはM61と、着発信管を取り付けたものはM26A2と呼ばれている。
現在はM67破片手榴弾に更新されている。
先代のMK2手榴弾が「パイナップル」という俗称で呼ばれていたのに対しこちらは外観と梨地の表面から「レモン」と呼ばれていた。ちなみにM67は「アップル」と呼ばれておりいずれの俗称も「果物由来」である。
1950年代に開発されて以降、M67に更新されるまで使い続けられていたのだが、先輩や後輩に比べると微妙に創作物での影が薄い可哀想なヤツでもある。
これはMK2の方はあまりに第二次世界大戦での活躍の印象が強すぎた上、後年のインターネットの普及で情報が手に入り易くなり考証が容易になってからは現役であるM67に注目が集まったためと謂われる。