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テルミット・プラスの編集履歴

2020-06-11 00:29:43 バージョン

テルミット・プラス

てるみっとぷらす

福井晴敏の小説に登場する架空の兵器。

概要

TwelveY.O.」で初登場するアメリカ軍が開発した特殊焼夷弾で、テルミット焼夷薬にその燃焼を倍加させる特殊溶液を加えた2液混合型液体爆薬。

その威力は起爆点から半径1kmの空間を6000度の熱放射で焼き払う他、それに加えて爆風と衝撃波で半径1.5㎞の空間を破壊しつくすというもので、「放射能抜きの核爆弾」と例えられるほど。

化学兵器「GUSOH」の焼却処理に用いられる他、核兵器を除けば気化したGUSOHに対抗できる唯一の手段であることから「解毒剤」とも称されている。


劇中での活躍

「TwelveY.O.」の終盤で初登場。辺野古基地地下に設けられたGUSOH研究施設「GUSOHの門」の自壊システムとして備えられており、漏出したGUSOHを基地もろとも焼却処分した。このことは表向きは爆発事故「辺野古ディストラクション」として処理されている。

その後続編の「亡国のイージス」でも登場。北朝鮮工作員の手によりGUSOHを搭載した護衛艦いそかぜ」を撃沈すべく、対空ミサイル(兼対艦ミサイル)の弾頭としてF-15Jに搭載されるが、攻撃直前でGUSOHが搭載されなかったことが判明し攻撃は中止された(映画版ではF-15JはF-2に変更されており、それに伴い弾頭として搭載されるミサイルも93式空対艦誘導弾に変更されている)。


しかし、まだまだ解決しなければならない課題が存在したらしく、結局実戦配備は見送られたことが「Op.ローズダスト」で語られている。


関連タグ

福井晴敏 TwelveY.O. 亡国のイージス

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