概要
フィニアス・ブラックとはブラック家の人物であり、アルバス・ダンブルドアと長く在学時期が被ったスリザリン生である。
父はフィニアス・ナイジェラスことフィニアス・ナイジェラス・ブラック。ハリポタ本編で肖像画として登場した「歴代最も人望がなかったホグワーツ校長」である。
父と同じファーストネームであり、2世あるいはジュニアと呼ぶのが正式名称。ただ、父はフィニアス・ナイジェラスと呼ばれることが多いので自然に区別はできる。
次男であり、兄はシリウス・ブラック2世。(アークタルス・ブラック3世の父。アークタルスはルクレティアとオリオンの父で、シリウスとレギュラスの祖父)
弟はシグナス1世とアークタルス2世。妹はベルヴィーナである。名族だから仕方ないのだが、先祖からファーストネームやミドルネームを貰うことが多く非常に紛らわしい。
フィニアス・ブラックの特筆すべきことは、純血至上主義のブラック家の一員でありながら、彼はマグルの権利を訴えたために家系図抹消の処分を受けたということである。
学生時代にダンブルドアに何らかの影響を受けたのかもしれない。
皮肉にも、ダンブルドアは卒業後にグリンデルバルドと共にマグル支配の計画を画策するのだが……。