他の「~エンド」と違い、ゲーム作品以外(ドラマ、アニメ、漫画等)ではまず見られない表現である。
物語は一応の決着を見せるが、核心部分が欠けてしまったために謎が残ったり、盛り上がりに欠けてしまったエンディング。
またRPGなどでは内容に関わらず隠し要素無しでクリアした場合のエンディングを指す事が多い。
大まかには以下のエンディングと比較して「普通」のエンディングを指すが、その内容は作品全体のストーリーが「ライト」になるにつれてハッピーエンドに近くなり、「ハード」になるにつれてバッドエンドに近くなる。
定義が曖昧な言葉であり、トゥルーエンドが存在する作品におけるハッピーエンドがノーマルエンドと呼称される場合も多い。逆に、悲劇的な展開のエンディングが無い作品ではノーマルエンドがバッドエンドと呼称されたりする。
ギャルゲーなどでは誰ともくっつかない場合(こちらはバッドエンド扱いされることが多い)と、ヒロインとは結ばれるが他のエンディングと比べて多少物足りない感じで終わるものを指す。
特にヒロイン固有のエンディングが複数用意されたエロゲーだと恋人同士になっても肝心の行為が出来ずじまいというパターン(あるいはその逆)が多い(全年齢だと「キス無し」や「CG」無し)。
ノーマルエンドでないと起こらないイベントがあったりと、時としてハッピーエンドとの区別がつかない場合もある。
様々な要素が確定していない終わり方であるために、続編やファンディスクが「ノーマルエンドの続き」として作られることも多い。代表例としては同窓会、つよきす、ToHeart2など。