cv:宮崎寛務
概要
巨神肩にある「盟友の岬」を訪れたメリア一行の前に姿を表すハイエンターの男。
メリアが皇女メリア・エンシェントであることには初対面の者は基本的に気づいていない(本編を見れば分かるように、メリアの素顔は大衆には晒されていなかった)が、彼だけは彼女を一眼見てその正体を見破り、「メリア陛下」と呼んで恭しく接してくる。その理由を本人は皇都警備隊に所属していたからだと語っている。
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ネタバレ
深い事情は不明だが、先のザンザ復活によってテレシア化し滅んだ純血ハイエンターのことを激しく忌み嫌っており、「混血こそがハイエンターのあるべき姿にして、純血亡き後の時代を率いるメリアこそが新たなハイエンターの祖である」という歪んだ思想の持ち主である。メリア本人にそのことを否定され諭されてもなお考えを改めず、テレシア化した純血を救おうとするテトとタルコの研究所を襲撃。さらには、自分の思想通りにはメリアが動かないとみて下克上を宣言し、折しも研究所を訪れたメリア一行に対して戦闘を仕掛けてくる(Lv.70)。
なおこのとき、お供としてアタッカー・アンドス(Lv.68)を2機連れている。
戦闘に敗れた後は研究所に仕掛けてあったらしい爆弾を起爆。結局テレシアの乱入によってゲルガーは退散するが、テトらの研究資料は失われる結果となってしまった。
そこからはシナリオの本筋から離脱するが、サブクエストをこなしていると2度目の戦闘(Lv.76)を行うこととなる。このときは名称が「宿怨のゲルガー」となっており、彼一人との戦いとなる。
ちなみに彼との戦闘曲は2度とも『悲壮な決意』(本編ではフィオルンvsザンザや"逆上のバーン"戦で使われたもの)である。あくまで自らの主義信条に従い、崇拝した存在にさえ刃を向け、最期には考えを改めることよりも死を選んだ彼のキャラクター性がよく反映されていると言えよう。