概要
『Z MAN -ゼットマン-』とは、西川秀明によるマンガ作品である。
「月刊少年ガンガン」に連載され、その創生期を支えた。
あらすじ
はるか遠い未来。
人類はAI・アンドロイドがシンギュラリティを超えて進化した人造知性体「イーデア」と共生する理想社会を作り上げていた。イーデアたちはスーパーコンピューター「マザー」のもとで、人の役に立つ事を願い、そのスキルを存分に活かし、すべての人間はその恩恵を享受して幸せに暮らしていた。
しかし破滅はいきなり訪れた。「マザー」の暴走である。
「マザー」は突然、イーデアこそが唯一無二の世界の頂点に立つべき種族と宣言。その配下にあるEDMたちは人間の殺戮を開始する。
この危機を前にして、人間たちはマザーの暴走に備えた緊急システム「Zシステム」を発動。しかしマザーすら制しうる「Z」の力は凄まじく、その反動によって世界の半分が吹き飛び文明は完全崩壊するという大惨事に至る。
それから千年の時が過ぎた。
文明を失った人間たちは、補食の悪魔となったイーデアたちに襲われ喰われる、被食種族として彼らから身を隠す日々を甘んじて受けざるをえない立場に追い込まれていた。
ある日、悪魔イーデアに襲われた少女ヤティマは、かつて人間の文明があったとされる「Z」の遺跡に追い込まれる。悪魔に捕まり、もはや自らの命は無いものとヤティマが嘆いた時、遺跡の奥から正体不明・記憶喪失の少年「ナナシ」が目覚め、自らの持つ謎の力「Z」で悪魔イーデアたちをぶちのめしてしまう。
こうして眠りから目覚めた「ナナシ」は、様々な人々と出会い、仲間を増やしながら旅をし、「自らのムカシ」に秘められた「Z」の「謎」を探していく。
「マンガ図書館Z」
現在、「マンガ図書館Z」において、全巻無料公開されている。
登場人物
主人公とその仲間たち
六芒聖神
デシベル
OZ:オズ
マゼンダ
N・ガイスト