概要
ツイステッドワンダーランドの7月イベント『ゴーストマリッジ』に登場する女性のゴースト。普通のゴーストとは違い生前の姿と思われる比較的ちゃんとした人間の姿をしているゴースト。(手下は一般的なゴーストの姿)
生前は素敵な王子様との結婚を夢見るはるか昔に滅びた国のお姫様だったが、願いは届かず未婚のまま亡くなってしまう。
500年もの間理想の王子様を探し続けるが、ついに運命の人を見つけ、花婿にしようとする。
手下にたくさんのゴースト達を従えている。
人物
素敵な王子様との結婚を夢見る…といえば聞こえはいいが、求める王子様像は『身長180cm以上、贅肉のついていないスリムボディ、切れ長の瞳、清潔感溢れる美肌、チャーミングな笑顔、思わずキスしたくなる印象的な唇、キューティクルが光り輝く髪』とかなり理想が高い。
自分の求める王子様像に一途で、例え本当の王子様やプロモデルにさえも振り向かない。
それどころか少しでも気に入らない動作を見せると容赦なく平手打ちをかましてくる。
ただしその条件に理想を見出したイデアが本当に一致しているかとは思えない。(ただし中には正論で失格にした者たちもいた)そのことを指摘されたが一切、聞き入れずに理想を求め続けている。その行動からリリアからは理想を求めすぎてイデアを見ていない。探し物は遠くを見ていては見つからないと忠告されるが聞き入れられていない。基本的に他人の話を聞いていないところがある。(ただある程度は自分を見ているのかリリアを自分よりかわいいと評した)
500年間理想の相手を探し続けた執念は伊達ではなく、先程の平手打ち一つで強力な魔法を使える寮長の動きを封じることが出来るほど強い魔法を持つ(イデアは少しつついただけで動きを封じられた)。
手下たちは基本的に姫の言うことを聞くだけであり姫に忠告や止めようとするのはチャビーと呼ばれるゴーストのみ(姫曰く、心配をしてくれる最高の友達。だが、当人? は、その言葉に少しだけ落ち込んでいる)
最終的にはエースに「理想の王子様なんか存在しない」「結局周りのヤツらが理想の王子様を探し求める姫本人と向き合うのを避けて楽してるだけだ」とハッキリ諭されたことや、従者のチャビーが身を呈して守ってくれたことにより、自分が本当に大事なのは存在しない理想の王子様よりもいつも自分の幸せを願ってくれたチャビーこそが心から愛していた運命の人なのだと気がつく。
これにより500年にわたる花婿を探す未練は絶たれ、手下のゴースト達・夫となったチャビーらと共に成仏していった。
余談
そもそもイライザの理想の王子様を求めるのであれば、ナイトレイブンカレッジではなくロイヤルソードアカデミーを拠点にすればもっと早く理想の王子様が見つかったのではないだろうか。