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デビルマンレディーの編集履歴

2020-07-27 22:29:30 バージョン

デビルマンレディー

でびるまんれでぃー

『モーニング』(講談社)に1997年から2000年まで連載された永井豪の漫画作品である。

概要

漫画版デビルマン」世界のパラレルワールドという位置づけでスタートする。

基本的には『デビルマン』の主要キャラ設定を男女逆転させた形を取っている。

1998年にアニメ化され毎日放送で放映されたが、設定も結末も原作とは全く異なる別個の作品となっている。

あらすじ

主人公の高校教師・不動ジュンは水泳の元オリンピック選手でテニス部顧問。

日ごろから「戦いたい」という体の疼きにさいなまれている。

ある日、合宿中にビースト化した大学生に襲われ、生徒達が次々とビーストの餌食になっていく。

とうとうジュンも襲われて死を覚悟した瞬間「デビルマンレディー」として覚醒し…

結末について

ネタバレ注意








デビルマンの続編の一つである。

平たく言えば、堕天使サタンが大好きな不動明に自分を理解してもらう為、更には敵の目を掻い潜り明を出産する為に精神分裂をする話(マジで)。

バイオレンスジャック」同様、ラストの展開はファンの間でも賛否が割れるものになっているが、永井豪本人は自伝で「デビルマンより面白いかも?」と自画自賛しており、

作者の立場としては満足のいく結末になっているようだ。

バイオレンスジャックとの関係

分岐した世界線とも、ジャックの後の世界とも考えられる。因みに何れにせよデビルマン後の正当続編はバイオレンスジャックである。


デビルマンスレによる考察では、


・パラレルワールドの場合


ジャック:デビルマン本編後、サタンが再生した世界。これは普通に本編で明言されている。


レディー:デビルマン本編後、ミカエル達が再生した世界。明の発言や、ジャックと違い牧村美樹本人が蘇生されている事から、サタン本人が世界再生に関わっていないと考えられる。


・ジャックの続編の場合


ジャックでの門土と竜馬の関係性と動向、更にレディーとジャックの明の発言の食い違いや力の大きさの相違から、

竜馬が理想の門土を創った様に、ジャックの明はサタンが創った(自分の愛に気付いてくれ、自分に殺されないくらい強い)理想の明であり、偽物だった可能性が示唆されている。

更にレディーとジャックのエピローグの類似した現象から、ミカエルはジャックの世界にも干渉しており、ジャックの世界は既に消滅してしまったとも考えられる。

その後ミカエルが再生した世界がレディーであろう。

そこでサタンは本物の(地獄にいる)明を蘇らせる為に自分の手で出産し、共に同じ道を歩む為の準備を進める事を決めたのかもしれない。



因みにジャックのサタンは意図せず、レディーのサタンは意識的に精神分裂を行うという対比がある。


関連タグ

永井豪 デビルマン

堕天使サタン 明サタ

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