寄生虫サタンクロス
きせいちゅうさたんくろす
フェニックス「超人教師サムソン・ティーチャーの肉体に巣食う寄生虫超人サタンクロスよ!、今こそ、おまえの出番だーーーーーっ‼」
寄生虫サタンクロス「いつお呼びがかかるかと待っていたところだぜーーっ!」
CV:/ 掛川裕彦
概要
知性の神の眷族である寄生虫超人。
宿主のサムソンティーチャーと違って非常に簡素でシンプルなコスチュームを身に纏っている。ちなみにサタンクロスの4本の手足の内、半分は彼のものである。
アシュラマンを助けた代償で半身不随となったサムソンに寄生して両足を再生させた張本人だが、元々高潔な性格だった彼とは対照的に卑劣にして悪辣な性格をしている。
その一方で勝利に対する執着と執念はすさまじく、虫の息になりながらも最後の最後まで減らず口を叩き続ける程の戦闘意欲に満ちている。
下半身を失ったサムソンと一体化しており、普段は彼の下半身を構成しているが、試合中に彼の肉体から分離し、“寄生虫サタンクロスはサムソンの肉体の一部である”という特性を大いに利用して“自身の衣服や装着物を変形させての攻撃はルール上OK”という超人レスリングのルールの穴を突き、合法的に2vs1の状況を形作るという凶悪かつ外道な戦術を駆使する。
もっとも、あまり長時間の分離し続ける事は出来ないのか分離するのは専ら合体技トライアングルドリーマーを仕掛ける時であり、技を仕掛けるのに失敗した際には即座にサムソンと再合体しようとしていた。
唯一の例外はアシュラマンの稲綱落としを防いだ時だが、この時も技を防いだ後は即座にトライアングルドリーマーをアシュラマンに仕掛け、力尽きて仕留め損ねた際には即座に再合体してダウンしている。
再合体の際はサムソンの腹の穴を起点にして行っているが、寄生虫超人である為彼の体に傷口さえあればそこから侵入して合体する事が可能。宿主であるサムソンや対戦相手に巧みな話術で精神的な揺さぶりをかける役目を担う事もあり、キン肉マンとの対戦ではスグルとの戦いを通じて次第に格闘家精神を取り戻しつつある彼に再び足を失う恐怖心を煽って揺さぶりを掛けた。
なお、サムソンの相棒ではなくあくまでも知性の神の部下という立場である為、知性の神=その代理人であるフェニックスの命とあらばサムソンの意思に関係なく行動を起こす。
寄生虫の超人らしくサムソンの精神を蝕み続けるも、最後は『マッスル・スパーク』を自身のみに仕掛けられ瀕死の重傷を負ってしまう。しかし、最後の最後までキン肉マンを嘲り続け、大量の吐血を浴びせながら絶命し、ラーメンマンに「執念の塊のような超人」と評された。