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就活失敗したサキュバスさんを拾いましたの編集履歴

2020-08-27 10:35:04 バージョン

就活失敗したサキュバスさんを拾いました

しゅうかつしっぱいしたさきゅばすさんをひろいました

「就活失敗したサキュバスさんを拾いました」は八木戸マト(焼きトマト)氏のオリジナル漫画である。

概要

八木戸マト(焼きトマト)氏のオリジナル漫画。氏のtwitterやpixiv、ニコニコ静画などで閲覧可能。


魔物と人間が共存するようになったパラレルワールドの現代日本が舞台の人間の青年と落ちこぼれで純情なサキュバスとのラブコメディ。ただし、コミカル要素の少なめのシリアス回も多く、主人公とヒロインのサキュバスとのピュアなラブストーリーと言った方が近い。


全年齢対象の漫画ではあるが、「もしもエッチな展開になってしまったら」といういわゆるif展開を描いたR-18版も存在する。

ただし、一般版が現在でも電子書籍で入手できるのに対し、R-18版は入手困難となっている。


YouTubeの「漫画家合同チャンネル unico」にてボイス付きの動画として配信中。更新は毎週日曜日。


あらすじ

人間と魔物が共存するようになって数百年、人間の青年「勇樹」は、ある日、サキュバスの「ノノ」を拾ってしまう。

実家を追い出され人間界で就活中のノノだったが、エロいことができない純情なサキュバスであったためことごとく失敗し、最後の一社で実習として人間の世話を一週間行うという条件を何とかもらい、相手を必死に探している彼女を見かねての事だった。

実は勇樹の方にも女性とお近づきになれないある事情があったのだが、ノノなら問題ないことが判明。こうして、エロいことはダメだが可愛くて家庭的なノノとの共同生活が始まり、徐々にノノに惹かれていく勇樹だったが、同居期間は実習が終わるまでのわずか一週間。それでも、勇樹は気丈にノノを送り出し、ノノも感謝と共に去っていった。

しかし、すぐにノノは勇樹の家に戻ってきた。実習の話はどうせできないだろうと会社がついた嘘であり、門前払いされたのだ。深く傷つきながらも、結果として勇樹を騙すようなことになったと涙をこらえて謝るノノを勇樹は受け入れる。

改めて共同生活を送ることになった勇樹とノノだが、訳ありな二人の恋は果たして……。


主な登場人物

※cvはunico版


  • 勇樹

cv:松永みとせ

人間の青年。劇中の描写から一人暮らしの学生(おそらく高校生)の模様。

一見普通の人間なのだが、サキュバスですら相手できず死にかねないほどの人間離れした精力の持ち主」という特異体質。そのため、人間の女性はもちろんサキュバスにすら避けられている。逆に、この体質を応用して「普通の」サキュバスが使う魅了を無効化することもできる(女王種であるノノの魅了は効く)。

性欲も相応に強い(本人曰く「常人の数百倍」)のだが、普通に生活できる程度に抑えられる。我慢できないときはミケをモフることで鎮静化していたが……。

最初はこんな自分でも女の子とお近づきになれるのではと下心でノノを拾ったが、家庭的で優しい彼女に本心からひかれていく。

後述の理由でノノなら性的な関係になっても問題はないはずのだが、お互い恋愛経験もない初心な二人なので進展はかなり遅い。

幼少期から天涯孤独だった模様。

ミケ曰く「淫魔と結ばれてはいけない」何かがあるようだが……?


  • 昼闇(ひるやみ)ノノ

cv:殊座

エロいことができないため魔界の実家から追放されたサキュバス。もちろん経験ゼロ。そのため、他のサキュバスにある羽が生えていないなど、不完全なところがある。

サキュバスだけあってスタイルや容姿はいいが、美人と言うより可愛い系。

性格も家庭的で優しいゆるふわ癒し系なお姉さん。ただし、幼少から家族にも冷遇されていたため気弱なところがある。

エロいこと以外で頑張ろうする努力家で、家事、特に料理が得意。

これでも上位種である「夜の女王(サキュバス・クイーン)」の一族であり、勇樹の精力を受け止められる数少ない存在。また、亡き祖母曰くこの物語のサキュバスは元々は両想いになった男性に魅了をかけて結ばれ、その一人のみを愛する一途な種族だったらしく、ノノは本来のサキュバスに近い一種の先祖がえりともいえる。


自分を受け入れてくれた勇樹にははっきりと好意を抱いているが、彼との仲が少しずつ進展していくにつれ、本能のままに魅了をかけたりと彼への想いが抑えきれなくなり出している。

正体を現したミケに後述の選択を迫られ、勇樹への恋心をはっきりと自覚した上で、「(死を選べば)勇樹くんを悲しませてしまう」と記憶を失うことを選ぶが、その時もミケを恨むどころか彼女のことを案じていた。

結局はミケが彼女を試すための「イタズラ」だったのだが、どうやらまだまだ越えなければいけない問題がある模様。


ifルートであるR-18版では本能に負けたことと勇樹が抵抗しなかったことで彼と交わり成体になるが、彼の精力を吸収したことで女王の血まで目覚めてしまい、心身ともに妖艶なサキュバスに変貌してしまう(この時、羽や角が生えている)。しかし、性格の変化は一時的なもので、変貌した自分を勇樹が受け入れてくれたのに加えて「いつものノノさんが好きです」とはっきり告白されたため、元の姿に戻り本当の意味で勇樹と結ばれた。


  • ミケ

勇樹が飼っている猫。

尻尾が2本あると言う特徴を持っているが、案の定、正体は猫又。人化すると中性的な容姿の猫耳ボクっ娘になる。また、巨大な獣の姿にもなれる。

上記の通り勇樹が性欲を抑えきれないときは彼女をモフることで落ち着いていた。……のだが、実はその際に勇樹に対し常人なら死にかねない量のエナジードレインを行っていた(つまり、勇樹がミケをモフることで落ち着いていたのはアニマルセラピー的なものではなく、ミケに余分な精気を吸われていたため)。


なお、ノノはミケの正体に薄々気付いていたが言うタイミングがなかなかなく、勇樹もノノに言われるまでただの猫と思っていた。

ノノにより正体がバレたことをきっかけに人化し、からかい半分で勇樹を誘惑する(ノノ曰く「私より全然サキュバス」)が、彼にとってはあくまで猫であり、欲情しないどころか女扱いされていないことに怒っていた。


普通の猫又にはないドレイン能力を持っていたことから同族から追い出され、孤独な日々を送っていたところを幼い時の勇樹に拾われ、その時からの長い付き合い。以降は体を蝕みかねない勇樹の精力をこっそり吸うことで彼が壊れないようにしていたが、長年勇樹の精力を吸い続けたことで強大な力を持つようになった。

「むしろノノの方が勇樹を狂わせかねない」「勇樹と淫魔は決して結ばれない運命」としてノノに対し自分に殺されるか、勇樹との思い出や恋心をドレインされることで全てを忘れて彼と別れるかの選択を迫る。

これらのことは決してノノを憎んでいるわけではなく、あくまで勇樹の身の安全のためであり、作者も「けっして悪い子じゃない」としている。

事実、本当は正体に気付きながらも自分に対しても優しく接してくれるノノを彼女も憎からず思っており、上記の選択もノノを試すための本人曰く「イタズラ」だった。

ただし、勇樹とノノの間に何らかの問題があるのは確からしい。


その後は普通に勇樹の家にノノと一緒に同居しているが、イマイチ自信がない上に自分の(スタイル的な)魅力に自覚がないノノに痺れを切らし、水着姿になるようアドバイス(?)している。


関連動画

unico版第一話


外部リンク

八木戸マト氏のtwitter

pixiv版

※R-18版のサンプルも含まれているため注意

ニコニコ静画版

YouTube「漫画家合同チャンネル unico」


関連タグ

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