概要
ベトナム戦争において、参戦した韓国軍兵士に強姦されたり、一緒にやってきた韓国人売春業者によって強制的に売春婦にされたベトナム人女性の中に、妊娠して韓国兵の子供を産んだ者が多数おり、その生まれた混血児の名称で、統一後のベトナムでは「敵軍の子」として迫害の対象になり、社会問題になっている。
ライダイハンの人数には諸説あるが、『釜山日報』によれば最少5000人、最大3万人と推計されており、韓国兵の間ではベトナム人女性を強姦した後は殺すことが推奨されていて、韓国兵に強姦されたベトナム人女性の数は少なくともライダイハンの人数より遙かに多いとされる。
ちなみにライダイハンの「ライ」はベトナム語で「混血」、「ダイハン」は同じくベトナム語で「大韓」を指し、この二つの用語の組み合わせであるが、韓国でも輸入されライダイハンで一つの用語になっている。