アトラクサ
あとらくさ
アトラクサ/Atraxaとは、トレーディングカードゲーム『マジック:ザ・ギャザリング』の背景ストーリーの登場人物の一人である。「法務官の声、アトラクサ」としてカード化されている。(メイン画像は「法務官の声、アトラクサ」の「統率者2016」版カードイラストのパロディイラスト)
人物説明
かつてミラディンと呼ばれていた次元を支配する邪悪な機械帝国「新ファイレクシア」に属する天使。
在りし日のミラディンにおいてアトラクサはミラディン人とファイレクシアによる浸食と戦っていたが、次第に追い詰められるミラディン人の撤退を独力で支援し新ファイレクシアに捕縛された天使だった。
新ファイレクシアに存在する5色のマナに対応する各派閥の長にして新ファイレクシアの事実上の支配者たる「法務官」達のうち、白の派閥の法務官エリシュ・ノーンはアトラクサの不屈の精神を『完成』に役立つ拾い物と見なし他派閥の法務官の貢献を求めたことにより、賛同した青の派閥の法務官ジン=ギタクシアス、黒の派閥の法務官シェオルドレッド、緑の派閥の法務官ヴォリンクレックスの手により、ファイレクシアの唯一の目的の証として、ミラディン侵攻に勝利したことの象徴として、畏怖の念を抱かずにはいられないほどに『完成』されたアトラクサが誕生した。
(「『統率者(2016年版)』の話をしよう」)(外部リンク参照)
※次元:『マジック・ザ・ギャザリング』背景ストーリーにおける異世界の一つのこと。
『マジック:ザ・ギャザリング』背景ストーリー世界は「限りなく広がる多元宇宙の中に文字通り数え切れないほどの次元が存在し、大半の各次元の住人達は多元宇宙や次元の存在はおろか、自身の住まう次元以外の世界の概念すら認識することなく暮らしている」
という世界観である。
※『完成』:新ファイレクシアの目指す「全ての生物の新ファイレクシアへの同化」及びそのための様々な生物の精神への浸食や肉体の改造によるファイレクシア人への同化のこと。