あらすじ
決闘塔に向かって進んでいたバトルシップだったが、謎の人物乃亜によってコントロールを奪われてしまい、海底要塞へと向かうことになる。
そこでは『デュエルモンスターズクエスト編』にて遊戯達によって倒され電脳世界に放逐されたはずのBIG5が待ち受けていたのである。
遊戯達は海底要塞から脱出するため電脳空間の世界を別行動で進み、デュエルに挑んでいくのだった……
(遊戯王@2ch辞典より抜粋)
概要
アニメ放送当時、原作はバトルシティ決勝戦が連載されていたため、アニメが原作に追いつかないように挿入されたアニメオリジナルストーリー。
第98話~第121話でこのエピソード全体の尺としては23話と長編としては初のオリジナルエピソードである。
海馬とモクバが海馬剛三郎の養子として引き取られてから海馬が海馬コーポレーションの社長に上り詰めるまでにあったエピソードもストーリーの合間に差し込まれている。
本エピソードでの主要人物
海馬乃亜
バトルシップに乗っていた遊戯達を海底要塞に連れ込んだ張本人である少年。
名字に『海馬』とついているが海馬やモクバとは面識がなく、海馬兄弟の養父である海馬剛三郎に関係している人物のようだが……
BIG5
アニメオリジナルエピソード『デュエルモンスターズクエスト編』で遊戯達に破れたことで、意識だけの存在となって電脳世界をさまよっていたが乃亜によって救い出され、現実世界に戻るべく替わりの身体として遊戯達の身体を奪うためにデュエルで勝負を挑んでくる。
電脳世界では本来の肉体ではなく、デッキマスターに選んだモンスターの姿をしているがそちらは個別記事を参照。
自分達を救ってくれた乃亜には頭が上がらないようで基本的に彼には逆らえない。
デッキマスター
本エピソードでのデュエルにおけるキーとなる要素で以下のような特徴を持つ
- プレイヤーが組んだデッキに含まれるモンスターカードの中から1枚だけ決めることができる。
- 原則的に一度デッキマスターを決めるとそのデュエル中は変更できない。
- デッキマスターは共通して何らかの特殊能力を持っている(中には複数の特殊能力持ちやチートな効果持ちも存在する)
- プレイヤーが特殊召喚しない限り、デッキマスターは相手から攻撃されることはなく、カード効果も受けない。
- モンスターとして特殊召喚する事も可能だが、戦闘や効果で破壊されるとライフに関係なくそのプレイヤーの敗北となる。
- 自分のデッキマスターを融合素材や生け贄としてモンスターを召喚した場合は例外として敗北にならず、そのモンスターの破壊をトリガーとして別のモンスターが召喚された場合も敗北にならない。
元ネタは『遊☆戯☆王真デュエルモンスターズⅡ継承されし記憶』の『デッキリーダー』から来ていると思われる。