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ユーベン・ペンバートンの編集履歴

2020-09-20 20:17:35 バージョン

ユーベン・ペンバートン

ゆーべんぺんばーとん

バコハジメの漫画『血と灰の女王』の登場人物。

概要

ドミノ・サザーランド、日ノ元士郎と並び立つ、富士山噴火前からヴァンパイアだった「真祖」と呼ばれる存在の一人。

ドミノ一派とも燦然党とも違うヴァンパイアの第三勢力「ゴールデン・パーム」を社長として率いている。


大金持ちで非常に羽振りが良い。好きな食べ物は「高いものならなんでも」。

長い黒髪を棚引かせ、瞳は金色。服装は高級そうかつ成金臭い。

余裕ぶった表情が崩れる事は基本的になく、「ファハハハハ!」と快活な笑い声を響かせる。今でこそ迫力と人当たりの良さを両立しているが、青年期までは仏頂面が板についており、元はあくまで処世術として身につけた態度である。

人物

豪華絢爛、海千山千、腰纏万金な第三の男。他の真祖の例に違わず神出鬼没。

成金趣味は服装に留まらず、仮住まいである南伊豆島の屋敷を真っ金金に染め上げ、趣味として中国製の招き猫(もちろん金色)を足を運ぶ度に購入する程。


部下を下僕と呼び少数精鋭のチームを率いるドミノ、強者から烏合の衆・チンピラから善良な市民まで100人以上の人材を使い捨てるために確保している日ノ元に対し、そもそもユーベンの組織は「企業」であり、部下は皆給料を貰って仕事をしている「社員」なのが特徴。

善良な性格の者が多いが、ユーベンが掲げる理想の社会に賛同した者と彼の下で得られる大金を求める者の二パターンに大別される。

社員とは強い信頼関係(と金)で結ばれているが、当然ながら成金趣味に賛同する者は一人もいない。


優秀な部下を増やす事に余念がなく、そのためには一切金を惜しまない。

ドミノ配下の事も取り込もうと目論んでいるが、一方で本当に「価値(プライス)」がある者しか招き入れないため、誰かを試す際にも全く容赦せず、不要だったり自らの障壁になると考えれば即座に始末しようとする冷酷さも持ち合わせている。



中世ヨーロッパの農奴出身。真祖の特性で不老となっており、整理すると「数百年前に生まれて78年の人生を歩み外見上は38歳」という少々複雑な時間の中で生きている。

16歳の時に食料の少ない冬を越すため父親を殺害し、反乱を企てた農奴たちを密告。その件が切っ掛けで領主に気に入られ、彼の下で教養・処世術、そして黄金の価値を学んだが、8年後には彼とその息子を殺害して領地を乗っ取った。その後は戦争を続けて領地を広げていったが、戦争を終えた38歳の時、かつて密告した農奴の生き残りの手で討ち取られてしまう。

その時現れた現王ゴアの手で「真祖」化、今から40年前まで仮死状態で眠らされる。目覚めてから富士山の噴火までは戦闘力を高め見聞を深めてきた。


彼の最終的な理想はこの世界にある「飢え」を払拭する事

過去の経験から「金」以上に「食」を重要視しており、領主となってからは民を飢えさせない統治を行っていた。一企業の社長となった今でも「人が本当に必要な物しか売らない」というポリシーの下、農作物の貿易のみで利益を上げている。

父殺しの真相は冬を越すために殺されそうになった際の返り討ちであり、父が今際の際に語った「飢え」という言葉を“柵(しがらみ)”として抱えて続けている。領地を増やそうとしたのも、ヴァンパイアの王を目指すのも、人を獣に変えてしまう「飢え」を憎み、取り払おうとしたからに他ならない。

しかし、彼の心に空いた穴も、飢える人間が減りつつある現代社会を過ごす中で徐々に満たされていったようだ。


自身と同じ親殺しの道を歩もうとしている日ノ元明に対してはシンパシーを感じている。期待値が高い分「私は君の未来の一つだ」とアドバイスを送ったりと、特に気に掛けている様子。ドミノが気付けなかった彼女の本当の長所についても見極めている。

能力

数少ない「真祖」だけあり、並のヴァンパイアの比にならないほど高い戦闘能力を持つ。

真祖だからね!

変身すると黄金色の鎧を纏ったような姿となり、瞳は赤、髪も銀色に変化する。

身に纏う「黄金」は普通の金と違って超硬度を誇り、並の攻撃では全く有効打にならない。

固有の能力は、この鎧と同質の莫大な量の「黄金」を生み出し、自在に変形させる事。麦穂のような触手を操り、ドミノの攻撃を難なく捌いている。

あらかじめ地中に仕込みをしておくことで、巨大な構造物を一瞬で出現させられる。

有名どころだと『ONE PIECE』のギルド・テゾーロの「ゴルゴルの実」の能力と良く似ている。


戦闘スタイルは黄金製の剣を用いた近接戦闘を主体とする。

正体不明の瞬間移動で相手の間合いに入り込み、長年の鍛錬で得た「一切の無駄がない」と言わしめるほど精巧無比な攻撃・回避動作を行う。も苦戦した明の装甲を難なく破壊し、矢を正面から受け止めて両断できるほど。

剣術に優れている一方で徒手空拳には疎いそうだが、純粋に身体能力が高すぎて“押しただけ”で善の胴体を真っ二つにしてしまった


Re・ベイキング(戴冠式)

ユーベン自身は所謂「天賦の才」を持つ人物ではなく、本人もそれを自覚しているため、どんな戦いでも事前の準備を怠ることはない。

その極致が、仕込んだ大量の黄金を利用して第2形態へ変身する「Re・ベイキング」

鎧がより重厚になり、頭上には王冠型の発光体が出現する。

この形態では膂力・スピード共に向上し、同じ真祖である日ノ元を寄せ付けない程の戦闘力を発揮する。ただし時間制限等のデメリット付き。

飢えのない世界

関連タグ

血と灰の女王

吸血鬼 ヴァンパイア

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