「いつもはこうして優しいのに、時々怖い声出しますね」
概要
CV:弥生みつき(劇場版)/折笠富美子(Gジェネレーション他)
地球連邦軍の技術士官。階級は准尉。
νガンダムの開発を主導し、アナハイム・エレクトロニクス社のフォン・ブラウン工場へ出向する。サイコフレームの試料を身に着けていたことから思惟が拡大していた、または感覚が鋭敏になっているような描写があり、ラー・カイラムの機銃でレズンのギラ・ドーガを撃墜するという活躍も見せた。
行動的な女性であるが、朴訥な面もある。次第にアムロ・レイとは恋人関係になっていき、公私に渡り彼をサポートした。
一方、アムロの居ない所では苛烈な言動をする(アナハイムのスタッフの前等で)のに対し、アムロの前ではしおらしい女性でいようとする等、若干ながら二面性的な面があり、そういった部分からかクェス・パラヤからは嫌な女に見えていた様で、それが彼女をネオ・ジオンへ走らせる一部要因となった。チェーンの方もクェスに対して最初から良い感情を持っていなかった様で、その後戦場で遭遇した際にも、彼女を危険視して問答無用で攻撃した程。
終盤、アムロにサイコフレームの試料を届けるために半壊したリ・ガズィに搭乗し半ば強引に戦場に出撃、ハサウェイが説得している最中であったが、クェスが乗ったα・アジールを攻撃し撃墜してしまう。クェスを殺されたことで激昂したハサウェイはジェガンのビーム・ライフルを乱射、チェーンは戦死した。この際に宇宙を漂流することになったサイコフレームの試料は、チェーンの遺志で動いているような演出がされ、アクシズの落下を阻止する上で、大きな役割を果たしたかのようにも解釈できる描写がなされた。