クラスト(僕のヒーローアカデミア)
くらすと
プロフィール
ヒーロー名 | シールドヒーロー《クラスト》 |
---|---|
個性 | 盾(シールド) |
人物
『The・正統派の男』と称される熱血漢。
涙もろく情に厚いキャラクター性によって、プロヒーローの中でも高い人気を集めている。暑苦しいのがたまにキズだが、ファンからはむしろ「そこが良い」という意見も。
ビルボードチャートの発表会では人目も憚らず涙してオールマイトの引退を惜しみ、神野町での救出作戦に参加できなかったことを嘆いていた。
コスチュームは亀甲模様の付いた手甲が特徴的。目元はマスクで隠れているが、常に感極まって涙があふれているため表情は非常にわかりやすい。
ちなみに作中では意外に珍しいマントを身に着けたヒーローの一人である。
個性
個性は『盾(シールド)』。
その名の通り全身から盾を生成できる。
天蓋壁慈のバリアのようなエネルギー体ではなく、防具としての盾のように実体のある硬質な物体を展開する。亀甲のように六角形の集合体のような形状。
防御に優れるだけでなく、零距離で展開したり投擲したりすることで攻撃にも転用できる。
関連タグ
ネタバレ注意
季節は冬。死柄木弔たちの本拠地制圧作戦において、エンデヴァーらと共に『ドクター』の地下研究施設へと突入。多数のハイエンド脳無と交戦する。
地上を鎮圧したエンデヴァーの到着やイレイザーヘッドの協力により順調に対処を進めるが、目的達成目前で最悪の事態が発生。地下施設諸共、その場にいた全員が「崩壊」しかねない重大な危機に直面する。
スピードに特化していないものや飛行ができないものは、伝播する「崩壊」に巻き込まれ瞬く間に塵と化してしまう。クラスト自身も例外ではなかった。
しかしそんな状況で彼が救おうとしたもの、それは命の危機に瀕した自分ではなかった。目の前で脳無に足を掴まれ、今まさに「崩壊」に巻き込まれそうになった自分以外の誰かを救うことを選んだのだ。迷うことなくシールドを投擲し、脳無の腕を切断して一人の命を救う。
既に下半身は完全に塵と化し、死は目前に迫っていた。助けた相手が必死に自分へ手を伸ばす。人の命を守り続けたシールドヒーローは、皆に向けて最後のメッセージを残す。
それは眩しすぎるほどの笑顔と、堂々と突き出されたグッドサインだった