概要
機械王のひとりエンジン王が、ギルターボと巨大結合した合体機械化獣に対抗する為に教授がひそかに考案した強化形態。
だが、当初の合体プログラムが不十分で最初の合体は機体が重なりあう歪そのもので、周囲に詰られた挙げ句にグレてしまう。しかし、長田秀三の父から工夫を入れて修理されたパソコンを見て考え方を改め、弥生先生を含めた全員との団結で完成させたVer.2によりこの姿となる。
ゴウザウラー・マグナザウラー・グランザウラーはエルドランからもたらされた物ではあるが、キングゴウザウラーはそれらを基に人間によって作り出された強化形態。
合体形態でも一際大きく、元々火力にものを言わせる遠距離攻撃を更に上乗せされ一面を焦土と化する力を秘めるが、エネルギーの消耗が極端に大きく、関節機構も丈夫でない弱点がある。
原子王がギルターボの頭部に残っていたデータからゴウザウラーのメカニックをコピーしたが、これらの弱点も含めてコピーしたためそこが打開策となった。
合体するにはザウラーズのメンバー全員が所定の位置に付き、尚且つザウラーブレス、ザウラーチェンジャーも揃っているのも条件で、メンバーがそろっていない、または所定の席にいない場合は合体できず、それが原因で危機に陥ることも多々ある。
ただし合体さえできればパイロットが所定の場所に着いていなくても良く、機械化された拳一が外へ飛び出し敵を内部破壊する間、操縦はしのぶが行った。
セキュリティも万全とはいかず、内部にエンジン王の侵入を許し中島先生を月へと拉致されたこともある。終盤には機械神に操縦系統を乗っ取られ、機械化帝国の手先にされたこともあった。
最終局面では残った春風小の校舎そのものを増加装甲にしたガクエンガーにパワーアップ。防衛隊の開発した物質復元装置を内部に取り付けフルパワーで放ったことで太陽系を元に戻した。機械神との最終決戦で装甲は特攻中に全てを破壊されたが、本体は機関部や操縦系にダメージを負うも無事に決着を付けた。
卒業式、クラスの一員として卒業証書を与えられたところでエルドランの元に戻ることになり、ザウラーズの元から去っているのだが、この時融合した校舎ごと持ち去られ結局校舎を新築する羽目となる。
ちなみに、エルドランシリーズでの最強合体では現在唯一の歌つき合体バンク(READY GO! 熱血最強キングゴウザウラー)となっている。
基本データ
全高:70.8m
重量:366.0t
最大出力:1800000馬力
最大地上走行速度:1620km/h
最大飛行速度:M9.8
装備
キングブレード
割れた大地からマグマと共に出現する大剣。
キングタイタン
胸のグラントプスの角からの光弾。
キングバズーカ
グランバズーカが両肩の連装砲となる。
キングショット
脚部のキャノン砲。マグナショットで構成。
キングランチャー
両肩と前腕に装備されたミサイル。
技
ザウラーキングフィニッシュ
恐竜型のエネルギー波で敵を束縛、キングブレードでXに切り裂く。
キングスパルタン
砲撃武器を一斉放射。