猫山シュレディンガー

ねこやましゅれでぃんがー

猫山シュレディンガーとは、『遊戯王SEVENS』の登場人物のひとり。

人物

地下空間・セツリの庭で遊我たちが出会ったネイルからの刺客。

白と黒を基調とした衣服と猫のかぶりものを纏った怪しげな人物。名前に反してチェシャ猫を思わせる話術で、相手を惑わせるのが得意。語尾に「にゃ」と付けたり、猫っぽい仕草をとるなど、あざとい一面も。

作中ではルークとデュエルを行い、「相手にデッキトップの種類(モンスター・魔法・罠)を当てさせ、相手が誤答すれば効果を発揮する」カードを使ってルークを惑わし、別件で悩んでいた彼のテンポを崩すことで、ルークを窮地に陥れた。

しかし、遊我の助言で別件の悩みが吹っ切れたこと、加えて《穿撃竜バンカー・ストライク》のモンスター効果でデッキトップを操作されたことにより、前述のカード戦法を破られて敗北した。

『遊戯王OCG』でも有名かつ人気のドラゴンたちを猫化させた獣族モンスターと、特殊な魔法・罠を用いたビートダウン型のデッキを使う。

エースモンスターは、自分の場に「白猫」と「黒猫」が存在するとき、自分の墓地から罠を回収する効果を持つ《妖瞳の二又猫》(オッドアイズ・ツインテール・キャット)。能力名は「ニャンダフル・トラップ」。攻撃名は「パラドックス・スタンプ」。

魔法・罠カードは、「相手にデッキトップの種類(モンスター・魔法・罠)を当てさせ、相手が誤答すれば効果を発揮する」共通効果を持つ。

これにより、攻撃を無効化する罠《まよい猫》で守りを固め、《妖瞳の二又猫》で使用済みの罠を回収して再利用。そして、直接攻撃を可能にする魔法《猫の目》でLPを削る……といった、不安定ながらも完成された戦術が取れる。