概要
ウルトラマングレートの必殺技。腕を上下に開き、掌の間から光弾を連続発射し、一発目の光弾で相手を拘束して二発目の光弾で粉砕する。光弾は一度の変身で三発まで撃つ事ができる。
ストリウム光線と同等の威力を持つとされ、そのエネルギーはウルトラの星の動力源「プラズマスパーク」と同質のものらしい。
設定上は「グレートの十八番」、「グレートの最強技」とされているが、技の性質上二発セットで浴びせなければ敵怪獣をダウンさせることが出来ない微妙な技だった。しかも劇中の使用回数は第一話でゴーデスとブローズに放った二回だけであり、ゴーデスの方は仕留め損なっているので、倒したのはブローズだけというありさまである。
ビデオ『ウルトラマンVS仮面ライダー』に至っては、敵怪獣撃破数の多いマグナムシュートをグレートの最強技として紹介している始末。
というのも、このバーニングプラズマという名称が使われているのは日本版のみで、原語版では技の名前自体が存在しない。
『ウルトラマンG』の特殊技術担当のポール・ニコラ氏が「ウルトラマンの光線技は状況に応じて発射するポーズを変えているだけで、基本的にはすべて同じものである」と解釈した事が理由となっている。
とはいえ全て同じでは子供的には面白くないだろうという日本サイドのスタッフによって、従来通りの必殺技の名前が設定されたのである。
不遇な技と言わざるを得ないバーニングプラズマだが、本編では未完成の必殺技だったと解釈するのもいいかもしれない。
また、日本未発売のゲーム『Ultraman: Towards the Future』では、間違いなくグレート最強技として扱われている(SFC版『ウルトラマン』と同じシステムなので、敵怪獣のライフをゼロにしてトドメのバーニングプラズマを撃ち込まなければ敵怪獣を倒すことが出来ず、他の方法では絶対にクリアできない)。