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ギラ・ズールの編集履歴

2011-10-28 16:19:21 バージョン

ギラ・ズール

ぎらずーる

ギラ・ズールとは、機動戦士ガンダムUCに登場するモビルスーツ。

宇宙世紀0096年、ネオ・ジオン残党軍「袖付き」の主力量産機として運用された。

この記事では、そのバリエーション機についても記述する。


機体説明

ギラ・ドーガに次ぐネオ・ジオン軍の主力機として開発された機体。ギラ・ドーガをベースに設計されているが、デザイン的にはザクに近く、オーソドックスなジオン・スタイルにまとめられている。

これは総帥シャア・アズナブルを失い低下した組織の求心力を高める狙いもある。

また、細かい装飾として手首付近には「袖付き」の所属である事を示すマーキングが施されているほか、隊長機の頭部にはブレードアンテナ、右肩にはショルダーアーマーが装備され、階級や個人の裁量である程度の換装が可能だった。主な携行武装として、ビームマシンガンとビームホークを装備。


ネオ・ジオン軍の新型機ではあるものの、従来のOSを使いまわす為、操縦桿が当時の連邦軍では使用が中止されているアームレイカー・タイプのままであるなど、組織の困窮した実情が表れている。「袖付き」のMS、MAの基本的操縦システムは、ハード、ソフト共にギラ・ドーガから変更されておらず、コンソールやシートの形状も同じである。即ち、円形の「メインマルチディスプレイ」を中心に、それを囲む(右)「通信モニタ」と(左)「後方警戒モニタ」、足下のフットペダル、肘掛けの位置にあるサイドコンソールとそれ自体を引けば加速、押せば逆噴射する球形操縦桿「アームレイカー」により構成される。


親衛隊専用機

特権的な優遇措置が認められている親衛隊が搭乗する機体。両肩がスパイクアーマーになるなど、全体的に装飾が施され外見的に派手になっているほか、各パイロットが各種チューンナップを行っている為、機体性能は一般機よりも高い。パックパックもザクⅡのものに近い一般機に対して、ギラ・ドーガと同様のものとなっている。


アンジェロ・ザウパー専用機

ギラ・ズール(アンジェロ専用)

親衛隊隊長であるアンジェロ・ザウパー専用機。紫を基調としたカラーリングが施され、背中のバックパックもランゲ・ブルーノ砲の改良型(ビーム兵器仕様)に換装されている。


ゼー・ズール

ゼー・ズール

ネオ・ジオン残党軍が開発した水陸両用MS。ギラ・ズールと共通した基本フレームに各種水中用装備(バラスト・タンク、ハイドロジェット推進器など)を装着している。両腕部には格闘用クローを装着し、ヒートナイフと共に活用している。バックパックにはシーリングした銃器コンテナを装備している。ちなみにゼー(see)とはドイツ語においての意を持つ。


ローゼン・ズール

ローゼン・ズール

アンジェロ・ザウパー専用機として、ギラ・ズールのムーバブルフレームにシナンジュの予備パーツを流用してカスタマイズされた機体。下半身はほぼそのままギラ・ズールと共通だが、上半身は大きく印象を変えている。コクピット周辺にサイコフレームを使用している。迫り出した巨大な肩と、機体の名のとおりバラの花弁さながら頭部を覆う複数の装甲板は人型のバランスを崩している。

腕は鈎爪を備えたインコムとなっており、3連装メガ粒子砲を内蔵している。専用シールドはこの時代の多くのMSが複合的な機能を備えていたように、メガ粒子砲を3門内蔵する。


背部コンテナには、対サイコミュ用特殊デバイス「サイコジャマー」と呼ばれる薔薇の花弁に酷似している遠隔操作端末を内包している。サコジャマーとは、6基で敵機を包囲し、8面体のフィールドを形成する事で特殊な力場を発生させ、その内部でのサイコミュの無力化を図るものである。


関連タグ

ガンダムUC ギラ・ドーガ アンジェロ・ザウパー

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