ネルソン(KOF)

ねるそん

ザ・キング・オブ・ファイターズシリーズに登場するキャラクター。

プロフィール

ある事故により片腕を無くし婚約者のリーチャも昏睡状態となってしまった天才ボクサー。

とある親切な企業（本人談）の支援でサイボーグの義手を手に入れ、恋人の治療費を稼ぐために格闘家として再起を図る。

サバサバした性格の好青年で、チームメイトとのやり取りでは軽口も飛ばす今時の若者。

キング・オブ・ダイナソーがベビーフェイスの頃に異種格闘技戦を行い勝利したことがあり、彼がヒールターンした原因を作っている。

エンディングではリーチャが回復してハッピーエンドとなるが、同時に前述のとある企業の陰謀を伺わせる不穏な描写がされている。マキシマが彼の義手を見て何かに気付いたことから、ネスツの技術が使われていると思われ、実は事故自体が仕組まれていたことが判明していた。次の適材を探しているようだった。

KOF　A NEW　BEGINNING（KOFXIVコミカライズ版）

K’チームとの試合中にネルソンの義手に仕込まれていた時限装置が起動したことで洗脳されたネルソンは、変形した義手から次元亀裂（バース）のデータを吸い取り、イグニスのデータ化した人格を復活するためにネスツの残党に利用された。

ネスツの残党基地に潜入していたアテナ達がメインコンピューターを破壊したおかげで洗脳が解けたが、ネルソンの義手へと逃げたイグニスが再び体を乗っ取ろうとするがサリナ、バンデラスが力を合わせて義手ごとイグニスを引き剥がしたあと、K’によって跡形もなく燃やされた。

KOFのコミカライズ設定の義手

特殊なナノマシンで構成されており、変幻自在に変えることができ、K’のヒートドライブを受けてバラバラになっても再生する。受けた攻撃を吸収しパワーアップする。

クーラ・ダイアモンドにアンチK’（記憶を初期化）に戻す装置を頭に取り付けたり、イグニスのデータを再現する機能を持っている。

SNK格闘ゲームの人気が高い南米市場を睨み、南米代表の主人公ポジションとして制作された。

必殺技はコマンド投げと移動技の2種類のみで、派生可能な特殊技によるコンビネーションを攻撃の主体とする異色のキャラクター。

近距離でのガード崩しや連続技、セットプレイに強みを持ち、いかに自分の間合いに持ち込むかが課題となる。

とにかく接近でないと話にならない性能で、飛び道具持ちが大の苦手。特に初期バージョンでは飛び道具の攻撃判定が大きめに設計されていたため、ランク上では冷遇されていた。