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M1919の編集履歴2020/11/17 01:41:19 版
編集者:H6354
編集内容:タグ付け作品に関して変更。時代の変化かな?
センシティブな作品

概要

当時、アメリカ軍M1917重機関銃を使用していたが、この機関銃は銃身の冷却方式に水冷方式を採用していたため、戦闘において水の確保が難しかった。また、冷却装置や水タンクなどが銃身部に装着されるため、どうしても銃自体の重量がかさんでしまう欠点があった。各国が空冷式の重機関銃に変えていったので、ジョン・ブローニングは空冷式の重機関銃の開発を始め、1919年に完成したのがM1919である。

シンプルな構造や部品数の少なさで生産性にすぐれ、発射機構は機関部の反動を利用したショートリコイル式を採用し弾薬の給弾方式には従来の布式給弾ベルトから金属リングベルトに変更され、M1917よりも軽量化されている。第二次世界大戦では、歩兵部隊や車両の車載機関銃として活躍し、ベトナム戦争の頃までは第一線で使用された。

日本では、警察予備隊の発足と共にアメリカより供与された。

供与品の他に国産品も存在し、主にM4中戦車M24軽戦車などの供与戦車と、60式装甲車61式戦車など、62式機関銃をベースとした74式車載機関銃が開発される以前に制式化された戦車・装甲車などの車載機関銃として使われた。

重機関銃…?

日本においては重機関銃として有名だが、米陸軍では中機関銃に該当するものとなっている。

名前の通り重機関銃と軽機関銃の中間のような扱いで、今でいうところの汎用機関銃に近いものである。

2脚と銃床を追加した軽機関銃型『M1919A6』も存在したが、さすがに重すぎて不評だったようだ。

基本データ(M1919A4)

全長964mm
銃身長609mm
重量14058g
口径7.62mm※
装弾数250発(布給弾ベルト使用時)

※オリジナルは7.62×63mm(30-06)弾だが、7.62×51mmNATO弾採用後は対応する改造がされたものも存在した。

余談

なお、pixiv内では、本銃よりも『ドールズフロントライン』のM1919A4(ドールズフロントライン)に関する投稿でタグ付けされている作品が半数近くある。

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