ツォン
つぉん
ファイナルファンタジー7でのツォン
神羅カンパニー総務部調査課(通称:タークス)の主任として登場。
任務に忠実でどんな非道な命令も遂行してみせる仕事人。
作中では悪役らしいセリフ回し・行動が目立ったが、ボスとして遭遇することは一切ないことや、部下のレノやルード、イリーナが比較的活躍しているため、どうにも影が薄い。
意外な事に、クラウド達と直接対決するどころか、彼自身が戦闘を行う場面が無い事もそれに拍車をかけてしまっている。
小説版には「のちに部下達から冷やかされるほどの偽悪的な態度」と記載されている。
リメイク版では、七番街プレートの支柱破壊任務を割り切れていなかったレノとルードを気にかけ、アドバイスを送ったりわざと怒らせるような事を言って、自責の念から来る感情の矛先を自身に向けて発散させようとする場面があるなど、あえて悪役として振る舞っている事が随所で伺える。
ヒロインであるエアリスとは旧知の仲で、なにかと気に掛けているようだ。(オリジナル版本編では黙らせようとぶっ叩いてしまっていたが…)
DISC1終盤、「古代種の神殿」でラスボスであるセフィロスに刺され、重傷を負う。
それ以後本編では登場していない。
クライシスコア ファイナルファンタジー7でのツォン
主人公ザックスのサポート役として、タークスの一人として登場。
主任に就任する前ではあるが、既にリーダー格として活躍している。
エアリスとは、自称「複雑な関係」。
EDでは友であるザックスを思いつつも、任務を遂行する彼らしい一面が窺える。
この時期にはモデオヘイム魔晄炉での任務の関係でクラウドとも元々面識があったことが判明するが、後年に制作された前日譚ということもあって7本編内ではそのようなことを匂わせる描写はない。
この設定が追加されたはずなのに、リメイク版ではザックスの剣を引き継いでいたクラウドを目の当たりにしても特に何も言わなかった。直接描写されていなかったのか、それとも忘れられてしまったのだろうか…
死んだと思われていたが、生きていた。ほぼ崩壊状態にある神羅カンパニーに残り、ルーファウスの補佐を務めていた。
OP時点でジェノバの首を見つけた事により、カダージュ達にイリーナと捕われてしまう。
己の身を呈してレノ達に首を持たせ逃がすが、首の在り処を聞きだすために拷問を受ける。
それにより片足が不自由になってしまった。
終盤ルーファウスの星痕症候群が癒える所を、部下と見守っている。
ビフォアクライシス ファイナルファンタジー7でのツォン
タークスメンバーである主人公の、上司として登場。
携帯から指示を飛ばす、指令役のようなポジション。トレーニングメニューで彼と対戦できる。
「ツォン特別章」ではタークス新人時代のツォンが操作できる。
クライシスコアと同様、この時期のツォンは髪を後ろで束ねていた(現在と比べると短くもある)がタークスの新主任になると同時期に現在の髪型になった。(しかし幼い日のエアリスとの会話では現在と同じ長髪だったため、一時期髪を切って束ねていた可能性がある。これはリメイク版でも同様だった)