ドットブレイズ

どっとぶれいず

ドットブレイズとは、ゲーム『ダンボール戦機ウォーズ』に登場した小型ロボット「LBX」のひとつである。

概要

ドットフェイサーの強化機体として開発されたLBXであり、アーマーフレームのタイプはブロウラーフレーム。

神威島事件の後、各クラスに一機ずつ配備されたドットフェイサーの内のひとつが、元ロシウスのメカニックである山茶花イスズによって改造された機体。

アニメ版の後日談小説『神威島奇譚』において、神威大門生徒会メンバーの一員となったアンドレイ・グレゴリーが使用している。

頭部の鶏冠状のパーツは近接戦を好むグレゴリーのプレイスタイルに合わせて大きく鋭いものへと変更され、頭突き攻撃が可能となっている。それに合わせて首回りの強化も施されている。

砂漠地帯における長期の運用を想定した改造が施されており、肩には高温下での稼働を予想して排熱用の吸排気口が、脚部にはエアーインテークとホバークラフトが装備されるなど、ロシウス製LBXのノウハウが生かされた機体となっている。

またセカンドワールドで運用されるLBXとしては珍しく、防塵用にマントを着けている。

基本装備は、片手銃「ショットガンSG5S」の二丁銃スタイル。

プラモデルのパッケージでは、片手銃タイプの必殺ファンクション「マキシマムチェイン」が本機の必殺ファンクションとして設定されている。

ゲーム版では、仮想国「ハーネス」が所有する機体として登場。

ストーリーをある程度進めると、ラボでの開発が可能となる。

ゲーム版のランキングバトルで有馬トオルが使用する、エゼルダーム仕様のドットブレイズ。

グルゼオンを彷彿とさせる黒主体のカラーリングとなり、マントには名前の由来になったと思われるドクロのマーキングが施されている。

無敵ギンジロウに使用させた際の専用のセリフが存在し、彼曰く「宇宙海賊」との事。

名前の由来は、おそらくドットフェイサー+blaze(激しい炎)。

プラモデルはドットフェイサーとのコンバージキットになっており、パーツの組み替えでゲーム版にも登場しない「デザートカラーのドットフェイサー」を作る事ができるほか、ドットフェイサーの基本装備であるマルチギミックサックも丸々ひとつ付いてくる豪華仕様となっている。