概要
ネウロイとは、『ストライクウィッチーズ』シリーズに登場する謎の敵。
20世紀になって活動を活発化させ、ある時を境に人類との戦いが勃発。しかし圧倒的戦闘力に人類は敗退し、ネウロイ制圧下の地域は人類にとって有害な瘴気が撒かれ、金属を吸収し進撃を続け、攻撃に晒された国々は存亡の危機に立たされた。
これを機に(少なくとも名目上は)人類は一致団結して共闘することになった。そして、ネウロイに唯一対抗できる存在が、ストライカーユニットを装備した魔女・ウィッチ達である。
その正体・意図・存在形態等の詳細は全く以って不明であるが、大昔から「怪異」として知られてきた。自己再生能力を持ち、体内の結晶状の「コア」が弱点で、これを破壊されると無力化・崩壊する。
一般的には水上(海上)を押し渡る事が出来ない為、侵攻を阻害する有効な地形要因となっている。また山脈越えも苦手らしく、低温も嫌うらしい。
一方で『ストライクウィッチーズ ROAD to BERLIN』の劇中では、氷山内に入り込んで動かす個体が登場。ベルギカのアントウェルペン沖に姿を現したこの個体は、ヴェネツィア海軍のリットリオ級戦艦「ドージェ」やスヘルデ要塞からの砲撃を凌ぎつつ、アントウェルペン港を目指す。最終的に坂本少佐による要請で集まった第501統合戦闘航空団メンバーによりコアは破壊されたが、慣性で進み続ける氷山をアントウェルペン港に激突させてこれを破壊するという、これまでの定説を覆す攻撃をしている。
ネウロイは人類の兵器やその形態をコピーすることで、戦闘能力を日々大幅に向上させている。また、ウィッチを洗脳させたり、姿形を似せた人型ネウロイも出現している。
形状の多くが、現実の歴史上、実際には出現できなかった架空兵器がほとんど。一部では「戦闘妖精雪風」シリーズに登場する「ジャム」との類似性も指摘されている。
彼らの目的が人間世界への純粋な侵略だけとは限らず、ネウロイの側から人間に何らかの接触を試みる動きもある。