概要
上山道郎氏の『悪役令嬢転生おじさん(仮)』の主人公の俗称である。
現在は、とある乙女ゲームの脇役(悪役?)『グレイス=オーヴェルヌ』という名前の公爵家令嬢であるが、前世は『屯田林憲三郎』というアラフィフ公務員だった事から、合わせて『グレイス=憲三郎』(作者公式では「=」が入る)となったのであろう。
いわゆる『転生モノ』の『中の人』(前世)が何故か50代のオッサンなのであるが、そこは作者の上山氏。『自身が描きたかった漫画』とはいえ、pixiv視聴者の心をくすぐる絶妙なキャラクターを誕生させてくれたのであった。
なお、グレイス嬢は本来『悪役令嬢』の役所であるのだが、中の人の性格からか、どうも役柄が本来の路線から逸れつつあるようだ。
その中の人、屯田林憲三郎はガンプラ等の知識を持つ『オタク』であり、奥様、娘さんも漫画、ゲームをそこそこ嗜む『オタク一家』であった事から、それなりにこの世界観に馴染んでいるようである。また、30数年の社会人経験と『とあるチート能力』を武器に、性別、年代、立場の違うキャラクターを演じていることも、評価されている模様。