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エンシェント・フェアリー・ドラゴン

えんしぇんとふぇありーどらごん

エンシェント・フェアリー・ドラゴンとは「チューナー」+「チューナー以外のモンスター1体以上」でシンクロ召喚できるドラゴン族シンクロモンスター。現在は準制限カード。
目次 [非表示]

「聖なる守護の光、今交わりて永久の命となる」

「シンクロ召喚!」

「降誕せよ、エンシェント・フェアリー・ドラゴン!」


概要編集

エンシェント・フェアリー・ドラゴンは、『遊戯王5D's』に登場する光属性・ドラゴン族シンクロモンスターである。


旧テキスト編集

シンクロ・効果モンスター

星7/光属性/ドラゴン族/攻2100/守3000

チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上

1ターンに1度、手札からレベル4以下のモンスター1体を特殊召喚できる。

この効果を発動するターン、自分はバトルフェイズを行えない。

また、1ターンに1度、自分のメインフェイズ時に発動できる。

フィールド上のフィールド魔法カードを全て破壊し、

自分は1000ライフポイント回復する。

その後、デッキからフィールド魔法カード1枚を手札に加える事ができる。


新テキスト(2023年1月1日から適用)編集

シンクロ・効果モンスター

星7/光属性/ドラゴン族/攻2100/守3000

チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上

このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。

①:自分メインフェイズに発動できる。手札からレベル4以下のモンスター1体を特殊召喚する。この効果を発動するターン、自分はバトルフェイズを行えない。

②:自分メインフェイズに発動できる。フィールドゾーンのカードを全て破壊し、自分は1000LP回復する。その後、破壊したカードとはカード名が異なるフィールド魔法カード1枚をデッキから手札に加える事ができる。


解説編集

1ターンに1度、バトルフェイズを行えない代わりに手札からレベル4以下のモンスターを特殊召喚できる効果と、場のフィールド魔法を全て破壊し、破壊に成功した場合1000ポイントライフを回復した上で、さらにデッキからフィールド魔法カードを手札に加えることが出来る効果を持つ。

攻撃名は「エターナル・サンシャイン」、フィールド魔法を破壊する効果名は「プレイン・バック」。


フィールド魔法を除去出来る点でフィールド魔法に依存する地縛神に滅法強いが、ライディングデュエルでのフィールド魔法「スピードワールド」はいかなる方法でも破壊できないため、この効果が全く利用できない。


実戦では問答無用で全てを破壊するブラック・ローズ・ドラゴンの方が便利とされるが、特殊召喚効果とレベル7なのでレベル・スティーラー(現在は禁止カード)と相性が良く、先攻ならバトルフェイズが出来ない事もデメリットにならないため、先攻でのソリティアや「ブラック・ガーデン」や旧神シリーズなどを用いたソリティアデッキで活躍することもあり、稀に大会に顔を出しては環境をかき乱している、油断ならないドラゴンでもあったが……


まさかの……


リミットレギュレーションにより、なんと2018年の元旦から突然の禁止カード指定を受けることとなった。


原因はテラ・フォーミング以上の働きをすることと、フィールド魔法の増加により汎用性の高いフィールド魔法が増えてきたことが、フィールド魔法の張替えを可能にするこのカードとの相性が抜群だったためと判断されたのが大きい。

バトルフェイズ封殺と引き換えに下級モンスターを特殊召喚できる効果も意外と侮れないものがあった。登場当初こそネタ要素扱いされつつ、一部のバーンデッキなどで活用されたが、環境の多様化が進むにつれて、射出効果を持つモンスターやチューナーなどの特殊召喚手段の一つとして、えぐい動きも見せるようになった。


アニメの主要エースカードを思い切って規制するという、OCGの厳しい姿勢が見られた。

前回の制限改定で、フィールド魔法として初の禁止カードとなったドラゴニックD(※国内)の例を見ても、フィールド魔法の評価価値・強さが上がったという証が見て取れるだろう。よもや当時シグナーの竜の中でも酷評されていたこのカードが真っ先に禁止カード化されるとは当時のほとんどの人が想像していなかっただろう。


ちなみに、ホログラフィックレアが存在するカードとしても初の禁止カードとなった


フィールド魔法をすべて破壊する効果は5D's当初からだが、当時のルールではフィールド魔法を複数存在させるためには片方をセット状態にしておかなければならなかったため、すべて破壊するタイミングはほとんどなかったと言える。


5年後の2023年1月1日からエラッタ変更により禁止→制限カードへと緩和される形で解除となる。

エラッタによって変わった点は「同名カードを含めて2つの効果はそれぞれ1ターンに1度のみ」「フィールド魔法カードのサーチ対象は、破壊したカードと同名のカードを対象外」という形になった。

2023年4月1日からは更に制限→準制限カードに規制が緩和された。


余談編集

ユニオン・コントローラーは、【ABC-ドラゴン・バスター】デッキでのエンシェント・フェアリー・ドラゴンの動きを意識した様な効果をしている。


アニメでの活躍編集

龍可のエースモンスターで、シグナーの竜の一体。精霊世界の住人であり、人語を話すドラゴン。

『遊戯王5D's』に登場するドラゴン達の中では唯一会話をしている。声優は土井美加


龍可とは「悪なる意志から精霊世界を救って欲しい」と約束を交わしている。

5000年前の戦いで赤き龍らと共に邪神をナスカに封印するが、道連れになる形で封印されてしまっていた。


作中の時代においては旧モーメントの制御のため、スターダスト・ドラゴンレッド・デーモンズ・ドラゴンブラック・ローズ・ドラゴンと共に使用されていたカードの一枚だったが、不動博士が持ち出して逃走する際に唯一落としてしまった。そのため長らくダークシグナーに囚われていた状態だったが、ディマクとの一戦でレグルスと共にようやく龍可の手元に渡る。


関連イラスト編集

オレたちのターンだ!(修正)無題  & エンシェント・フェアリー・ドラゴン

双子と龍絆

関連タグ編集

遊戯王5D's 遊戯王OCG 龍可 龍亞 龍亞龍可 シンクロモンスター

クリボン トルンカ レグルス

スターダスト・ドラゴン レッド・デーモンズ・ドラゴン ブラック・ローズ・ドラゴン ブラックフェザー・ドラゴン パワー・ツール・ドラゴン ライフ・ストリーム・ドラゴン

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