カードテキスト
(1):このカードはモンスターゾーンに存在する限り、
アドバンス召喚以外のためにはリリースできない。
(2):このカードが墓地に存在する場合、
自分フィールドのレベル5以上のモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターのレベルを1つ下げ、
このカードを墓地から特殊召喚する。
概要
種族・属性を問わず、フィールドに高レベルモンスターさえいれば自己再生させられるモンスター。
アドバンス召喚以外のためにリリースできないのでキャノン・ソルジャー等のコストには使えないが、アドバンス召喚のコストや各種素材にはなるので、正直そこまでの制約にはなっていない。アニメでも遊戯王5D'sの主人公たる不動遊星がシンクロモンスターの素材として度々活用しており、OCGでもその汎用性の高さから様々な活用法が見いだされていたが、その採用率と応用性の高さが危険視されたのか2016年10月に禁止カードに指定されてしまった。
仮に現在復帰すれば、当時は存在しなかった召喚法であるリンク召喚にも当然使用可能であり、神獣王バルバロス等のような場に出すだけなら容易な高レベルモンスターを1体場に用意するだけでこのカードでリンク素材の水増しができてしまうため、エラッタ(カードテキストの変更)無しでの復帰は絶望的だろう。
逆に考えれば「1ターンに1度」といったようにエラッタされれば復帰できる可能性はある。
元々、レベル調整役としての働きが評価されていて効果の応用性が高いことからエラッタされてでも復帰を望む声も少なからずある。
また、自己再生の条件である「レベル5以上のモンスター1体のレベルを下げる」効果を利用して能動的にレベルを下げる事も可能であり、高レベルチューナーモンスターのレベルを下げてシンクロ召喚を行いやすくすることも可能。
この派生として、シンクロチューナーを対象にして同名カードをシンクロ召喚することで効果を再利用することも可能であり、レベル5以上で強力な効果を持つシンクロチューナーが少ない原因ともされている。