概要
CV:乃村健次
「猿の痣」を持つダークシグナー。ルドガー・ゴドウィンの右腕とも言える存在で、彼を崇拝している。
ダークシグナー編序盤において、護送中のボマーを救出したり、ミスティとカーリー渚を自らヘリで迎えに行ったりもした。
その後、猿の塔の制御装置前で龍亞と対戦。途中、精霊の世界から帰還し、龍亞のデッキとデュエルを引き継ぐ形で龍可が加わり、最終的には龍亞と龍可に敗北した。
・・・・・と、ここまで見れば普通のキャラなのだが、実は彼はネタキャラである。ネタキャラである。
大事なことなので二回言いました。
実際、どうなのかというと
- 龍亞を龍可と勘違いして地上絵を展開してしまい、決闘する。
- 自分で勝手に勘違いしたのに龍亞を決闘に土足で入り込んだと連呼する。
- その癖ディマクVS龍亞&龍可戦はダグナー編屈指の話数を誇るのにメインは精霊世界である。
- 彼だけはダークシグナーになる前のバックボーンが描かれず、ダークシグナーとの戦いを終えた後の行方も描かれなかった。
タッグフォース4においてもネタキャラ及びドジっぷりが顕著で、
- パートナーデッキがありえないほど弱っちい。具体的には自力で場に召喚できるカードが殆ど存在しないネタデッキ。
- そのデッキで唯一自力で召喚できる恐るべき条件とは「自分が後攻で、なおかつグラヴィティ・ベヒモスを持っており、相手が最初のターンセットも含めてなにも行わなかった場合」というもの。
- ちなみに本来のデッキは忘れてきてしまい、最終的には失くしたらしい。本人は「盗まれないように無意識のうちに何処かに隠蔽した」と言っている。
- パートナーイベントでプレイヤーはデュエルできず、最弱デッキを使うディマクをただ棒立ちで眺めているのみ。
- ストーリーはルドガーの命令によりシグナー討伐を行うのだが、討伐対象が全員シグナーでない。
- しかもシナリオを進めるほど、そのシグナーの特徴がどんどん投げやりでいい加減なものになる。
- シグナーと間違えた対象がシナリオデュエルの相手になるのだが、龍亞、狭霧深影、牛尾哲と、いずれもかなりの強敵である。
- さらにラスボスはクロウのLv10デッキ(ゲーム中最高)が相手。
- プレイヤーがデッキに手を加えないと、猿が鳥に虐殺されるのを指を銜えて見ているだけ。
と、かなり酷いありさま。
公式サイトのキャラクター紹介では「彼の聖戦をキミは黙って見ていられるか?」とあるが、黙って見ていていいはずが無いので、素直に志崎に10000DPを払い、最初からデッキ編集を行おう。
というか、これをしないと絶対にクリアできない。
尚、監督のtwitterによると彼は邪神を崇める一族の出身であり、ダークシグナーにはなるべくしてなったことが語られている。
また、タッグフォース6においては、編集せずとも結構戦える「かなりまともなデッキ」になっている。さらに、フィールド上の会話によると「ダークシグナーになる前は好青年であり、周囲の人間から慕われていた」とのこと。シナリオを進めると、彼がダークシグナー編前後で何をしていたかが明らかになる。
前述どおりの出自ゆえか、好青年であったものの人々に疎まれており、亡き祖父の魂や自分の憎しみの為ダークシグナーとなった。
自身を迫害した人々への復讐心に取り憑かれていた事、生き返った後は改心して封印された地上絵の監視をしていた事などが本人の口から語られた。
だが、最後は冥界の王が復活したことで絶望に心を苛まれ、さらに祖先の霊に取り付かれて発狂。完全に闇に堕ちてしまうという、あまりにも救われない結末となってしまった。
タッグフォースSPではストーリー上は6のディマクシナリオに対する直接的な後日譚では無いが、ある人物とのタッグでのシナリオにおいて上記の結末に対する救済とも言えるイベントが存在する。
また余談ではあるが、D1・D2のデュエリストとはかなり仲が悪く、誰を連れて話しかけても殆ど機嫌が悪くなり、良くなるのは龍亞とルドガー・ゴドウィンだけである。
当然イリアステルの三皇帝とは犬猿の仲ではあるが、この人とは同じコンプレックスをもっているからか、互いに最高の相性である。
使用デッキ
獣族ともう一つの種族を持つエイプデッキを使用する。
エースモンスターはダークシンクロモンスター「猿魔王ゼーマン」で、切り札は「地縛神Cusillu」。
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