龍亞龍可とは遊戯王5D'sにおけるメインキャラクター、龍亞と龍可が主に描かれてるイラストに付けられるタグである。
また、CP名としても使われる。
詳細
イラストとして
龍亞と龍可は双子の兄妹であり、本編ではどちらか片方のみ登場というのは少ない。
また兄妹間の仲も極めて良好なことからイラストにおいても龍亞と龍可が同時に描かれる傾向が強い。
基本的には龍亞と龍可が主体として描かれているイラストに付けられるが、片方が描かれていなくとも内容的にもう片方との関係が高いイラストにも付く場合がある。
カップリングとして
龍亞は常日頃から口癖のように龍可を守ると言って、実践しているものの、その心意気に実力が追いついていないため、龍可本人には呆れられたり逆に心配されることもしばしばなのが日常である。
しかし、以下の例のようにいざというときは龍亞の存在が龍可にとって非常に大きいものであるのがよくわかる。
例えばダークシグナー編のゴドウィン長官邸で
除け者にされかけた龍亞を見た龍可が「龍亞と一緒じゃないと行かない」と言って兄に腕を組んで抵抗したり……
上のこともあって、自分を足手まといと認識した龍亞が龍可達の邪魔にならないよう、決戦の舞台であるサテライトに行かない旨を告げると、龍可が「私の事守ってよ……」と、抱きついて泣き出したり……
そして、その後に起こったダークシグナーの一人、ディマクとのデュエルでは現実世界と精霊世界に別れた龍亞と龍可は、お互いがお互いを想いつつ、ディマクと渡り合っていた。そして、最後は兄妹二人の力を合わせることでディマクに勝利した。
この際、龍可は龍亞のデッキを使って勝利しているが、これは彼女の実力もさることながら、龍亞のデッキについてよく知っていたためであることは容易に想像できるだろう。
そして、この際に龍可は、龍亞に「そんなことない! 龍亞は私にとって、最高のヒーローだもん…!」ディマクには「『一番大切な人』を傷つけたあなたを許さない」と言い放った。
その後、ダークシグナー編以降では二人でデュエル・アカデミア小等部も通い始めた。
このとき、龍可は本来の実力ならば間違いなく高レベルのクラスに入れるはずだったのだが自らの力を明らかにするのを恐れたのか、それとも龍亞と一緒にいるのを望んだためか、成績の悪い龍亞と同じクラスに所属している。
そして、アカデミアに入学以降、龍可はクラスメイトや新入生ルチアーノなど新しく出会った者達とフラグを立てかけるが、結局のところ最後は龍亞一筋に終わっている。もちろん龍亞のほうはいつも通り龍可一筋である。
そして、遊戯王5D'sの物語も終盤を迎えたときに起こったアーク・クレイドル内部でのアポリアとの戦い。
このとき、龍亞は自らの命をもって龍可の命につなぐ覚悟を決めた。その結果、デュエルでの龍亞のライフはゼロとなり、現実の生命とも直結しているルールだったために龍亞は意識を失い、いったんは死亡したと思われた。また、龍可を守って龍亞が死んだ事実は皮肉にも、龍可の心に大きなダメージを与えてしまい、攻撃を受けていないにもかかわらず、ライフが減っていく。(生きたいという気持ちが折れてしまった)
だが龍亞の命を賭けた龍可を守る決意に伝説は応え、アーククレイドルでの戦いで命を懸けて戦った結果、龍亞は第6のシグナーに覚醒した。
このとき、シグナーになったことを驚く龍亞に対して龍可は言った。
「驚かないよ。龍亞はいつも私を守ってくれてたから。自分の事より、私の事をいつも考えてくれてたから。ずっと変わらない。龍亞は私のヒーローだから!」
まとめ
龍亞は龍可に劣る力と見なされながらも、龍可のヒーローとして龍可を守るために必死に努力し、命まで投げ打った結果ヒーローの証としてシグナーの力を勝ち取った。
龍可は、幼少期は龍亞に支えられ、今は龍亞を支えているという関係だが、その想いは変わることなく深く龍亞に依存し、信頼している。
このような強く結ばれた兄妹のつながりこそがこのカップリングの特徴であるといえる。
余談
なお、ギャルゲー要素に定評のある、タッグフォースシリーズの第五作にある龍亞シナリオでは、龍亞が(主にルチアーノのせいとはいえ)龍可に独占的な愛を見せ、その結果、アダルトゲーム(それも鬼畜系)にありそうなシチュエーションをこなす……など、公式も間違った方向の理解があるようだ。
関連イラスト
関連タグ
D・イヤホン:2人をモチーフとしたモンスター。